抜粋記事

 シンボルタワー入居オフィスに補助金
      優遇施策の一環として行政支援
        平方メートルあたり千円の助成
                 高松市・香川県

 
目次・表紙
コラム
 

 高松市は、サンポート高松の中核施設「シンボルタワー」(仮称)に入居する民間オフィスに対する補助金制度の概要を、7月初めに正式に決定した。
 助成金制度の名称は、「高松市シンボルタワー(仮称)オフィス支援補助金」。
 遡ること平成11年5月に、シンボルタワー建設計画が民間事業コンペで行われるに際し、香川県・高松市は、新規進出や業務拡張に伴い移転を行う事業所に対して、16年度以降資金面での誘致支援策を打ち出していた。
 一方で、シンボルタワーの運営母体であるシンボルタワー開発(株)(角 尚重社長)は、昨年11月からシンボルタワー高層棟における賃貸用オフィス部分の入居募集を開始し、現在も継続して募集を継続中である。
 オフィス部門の契約状況は、全体の7割のメドが立っており、残り3割を15年中に決めるべく営業に全力を注ぎ込んでいるのが現状だ。
 行政側としても、厳しい経済環境の中で、シンボルタワーに多くの県内外企業に入居してもらうために、優遇施策の一環として補助金制度を確立したもの。
〔以下オフィス支援補助金の概要〕
 行政からの補助金は、高松市と香川県がそれぞれ二分の一ずつ負担する。
 業種の指定はないが、対象企業は、延床面積80平方メートル以上のオフィスを賃貸する事業所に限定されており、シンボルタワー高層棟にのみ適用される。
 次に補助金交付にあたっての条件として、1.16年春以降に入居してから一年間継続してオフィスを開設していること、2.行政から他のオフィスの維持管理に係わる補助金を受けてないこと等が大前提となっている。
 補助対象経費及び補助額は、「新規進出」と「業務拡張」の二つのケースに分けられる。
「新規進出」(県内にオフィスがない企業もしくは県内のオフィスを廃止せずに新規開設する企業)の計算式。
 千円×新規延床面積(平方メートルあたり)×月数で計算した金額。
 例えばA会社が新規で80平方メートルのオフィスを借りた場合は、千円×80平方メートル×12ヵ月=96万円の年間補助が受けられる。
「業務拡張」(県内にオフィスを有する企業がオフィスを廃止し、シンボルタワーに新規開設する場合で、従前の面積と比較して2割または80平方メートル以上の増加)の計算式。
 千円×増加延床面積(平方メートルあたり)×月数で計算した金額
 例えばB会社が、従前100平方メートルあったオフィスから退去し、200平方メートルのオフィスを借りた場合は、千円×100平方メートル(200平方メートル-100平方メートル)×12ヵ月=120万円の年間補助が受けられる。
 ただし補助対象期間は、「新規」「業務拡張」ともに最大5年間であり、具体的にはオフィスを開設した日の一年後の月の翌月から平成22年3月31日までとなる。
 原則として、この補助金制度はオフィステナント向けであり、飲食施設や物品販売業は対象外であるが、但し補助対象者がオフィス以外に別に高層棟内に店舗を開設する場合は二分の一を補助対象とすることが認められている。
 運営業者となるシンボルタワー開発は、この補助金制度を心強い武器として営業に活用したい意向を持っており、早期にシンボルタワーオフィス入居率100%完遂を目指すこととなった。

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