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つい先頃琴南カントリークラブが破局に追い込まれ、ゴルフ業界にも一段と厳しい風が吹いているが、逆に再生の旗印を掲げた「アルファ津田カントリークラブ(さぬき市寒川町神前647-16)」が、9月から新体制でオープンの運びとなった。
旧高松スポーツ振興カントリークラブで、昨年12月に民事再生手続開始申立以降あなぶき興産の手により法的手続を進めていたもの。
すでに高松国際ホテルの再生についてもあなぶき興産グループが総力をあげて取り組み、見事健全経営の状況に戻し、安定軌道を辿り始めた。
この成功の実績を踏まえてゴルフ場の再生にも取り組み、本年9月末頃には法的手続が終了する予定。
旧スポーツ振興グループ全18社の中では最も速い終結となったが、この背景には地元主導型の民事再生手続に切り換え、破産という最悪の状況だけは回避することができた。
周囲からもこの時期にゴルフ場の再建だけは手を染めてはいけない、という警告もあったが、「地域に生かされ生きる」をモットーとする同社としては、穴吹忠嗣社長自ら号令をかけ、グループの人的資源や豊富なノウハウを全面的に投入した。
事業再生としては極めて短期間で成功したわけだが、あとは経営にあたるあなぶきアセット(株)が、いかに採算のとれるゴルフ場に仕上げていくのか注目される。
既存のゴルフ場にないメリットを
同グループあげて様々な施設の利用に便宜を図るなど、グループのメリットを最大限に生かす。
「こんなゴルフ場を作ってみたかった」というコンセプトのもと、既存のゴルフ場にはない新鮮な対応を目指すが、「誰もが気軽にプレイを楽しめ、スポーツとしてのゴルフをエンジョイできること」がポイント。
キャディをつけずマイペースでラウンドできるのも特徴で、「オープン記念+α(アルファ)キャンペーン」として平日のみプレイフィー3500円。しかもカート込み。
更に降水確率50%以上の場合は20%オフで2800円となる。その他ゴルフボールプレゼントなど数々のサービスを用意。津田寒川インターチェンジから至近距離にある好ロケーションを生かし、気軽に楽しめるパブリック型を指向。
「特に平日の活性化を図るのが狙いだが、料金的にも低く設定しているのでゴルフ予備軍の育成にもつなげたい。またシルバー層にも広く呼びかけ健康維持のためにゴルフに親しんでもらえればありがたい」(あなぶき興産水谷総務部長)
ゴルフのあとは海が見える温泉スパ「クアパーク津田」「クアタラソさぬき津田」などの提携施設が割安で利用できるのもありがたい。
同グループとしては、初めてゴルフ場の再生に取り組んだが、かえってこれが新鮮かつ思い切った対応がとれるわけで、支配人も池田秋彦氏(前高松国際ホテル)を任命。あなぶきアセット(株)(TEL0879-43-4141)の会長は穴吹忠嗣氏、代表取締役には冨岡徹也氏という体制で臨むが、重苦しい県内で一つの明るい元気の出る動きとなった。
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