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2001年9月1日、灯りの消えていた瓦町ビルに再び活気が戻った磨B破綻したコトデンそごうの後継店として名乗りを上げた天満屋(岡山市)が、7月初旬の出店決定から昼夜兼行で開店準備を進め、わずか2ヶ月という短期間でオープンに漕ぎつけた日だ。
あの日から2年。出店決定の会見で「高松中心部の灯を消してはならない」と、使命感に燃えていた伊原木隆太社長の思いは徐々に、そして着実に県民に浸透した。それは当初の目標であった、3年以内の単年度黒字化を一年前倒しできそうな勢いで推移していることが如実に物語っており、高松の百貨店として地域から認められ、支持された証でもある。
「当店の強みであるレディースファッションを中心に、春・秋の年二回のリニューアルで品揃えを徐々に強化・充実してきたことが、結果として変化していくお客様のニーズに合致したのだと思います」(販売促進部 神崎部長)
同店では昨秋のリニューアルで5階のミセスプレタゾーンを、今春は「ジュニアシティ」を核とした子供服を強化するなど、一歩ずつ理想の百貨店づくりを進めている。
今秋は婦人物を中心に10ブランドを新規導入、また同じく10ブランドの店舗改装を敢行した。35歳以上の婦人服ゾーンの再構築と、50歳以上のミセスゾーンの充実が図られたもので、4・5階をメインに約670平方メートルをリニューアルした。
目玉は、キャリア女性向けの新世代エレガントブランド「ヴァニラコンフュージョン」や、木綿を使用した、素材にこだわった外出着「花もめん」など。その他「ハナエモリdeux」「L&W」などの入店により、ミセス向けのエレガンスラインの強化に努めた。今回の秋のリニューアルにより、全館として一億円の売上アップを見込んでいる。
「今後も"エバーリフレッシュ"という方針のもと、特にミセスもののブランドの強化に努め、お客様のご支持を拡大していきたい。また現在5万人のカード会員を早期に7万人体制に持っていくとともに、これまで手薄だった西讃エリアの外商、ホテル催事等の開拓にも取り組みたい」と意欲的。
なお懸案であった地下1階の食品フロアに関しては、「当初は大がかりなリニューアルも検討していたが、コツコツと小さな改装を数重ねていくという結論に達しそうだ。質にこだわった品揃えに加え、動線の見直しや、対面販売の更なる強化などで、より百貨店らしい食品売場の構築を図りたい」と話している。
同店では、7月の全館の売上は対前年比107%、8月は同110%という好調な数字をキープ。また先の中元商戦でも同111%を記録するなど、名実共に地域の百貨店としての存在感が確立されてきた高松天満屋。今後も春・秋のリニューアルごとに、新しい個性で魅力を発信して行くことになった。
なお屋上で連日の賑わいを見せているビアガーデンは、好評を受けて9月20日まで延期が決定。
冷夏ということもあり、天候に恵まれなかった面もあるが、7月は前年比108%という数字を記録するなど健闘ぶりが目立った。終盤は秋らしいメニューも取り入れていくという。
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