抜粋記事

 ほぼ前年並みの売上高を達成
   
三期連続中間決算は減収増益
        IT関連のファインケミカル品等が好調
             四国化成工業(株)

 
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コラム
 

 四国化成工業(株)(丸亀市土器町東8-537-1 山下矩仁彦社長)は、16年3月期中間決算を発表した。
 当中間期(15年4月1日〜9月30日)の連結業績は、売上高百六十八億九千三百万円(前年中間期百六十九億二百万円)、経常利益十一億八千五百万円(同十一億四千四百万円)、中間純利益六億五千百万円(同四億五千三百万円)となり、ほぼ前年実績並みの売上高を確保した。
 部門別売上は化学品事業八十二億七千二百万円、建材部門七十九億三千九百万円。
 化学品部門ではラジアルタイヤ向け不溶性硫黄が堅調に動きフル稼働。ITファインケミカル製品も国内外でシェアを伸ばし、イミダゾール類とともに堅調に推移した。一方で冷夏の影響からプール用殺菌剤や無水芒酸が落ち込んだ。
 建材部門では健康志向の高まりに対応した内装材、舗装材や外装材の拡販により増収。景観用エクステリアも品揃えを充実させて増収となったが、住宅エクステリアが住宅投資低迷の影響を受け減収。
 前年同期比〇・一%の微減収となったが、コスト削減効果で営業利益は三・六%の増益、また退職給付会計における会計基準変更時差異額の償却が前年度で完了したため、中間利益は四三・七%増と大きく伸びた。
 単体では売上高百五十七億六千六百万円(同百六十一億九千二百万円)、経常利益八億七千七百万円(同九億六千七百万円)、中間純利益五億二千八百万円(同四億二千万円)で、1株当たり中間配当金は3円50銭となっている。
 下期は海外景気の持ち直しに期待がかかるが、円高や米国経済の赤字復活など問題が山積しており楽観視は出来ない見込み。
 四国化成グループでは、より強靱な企業体質を構築させ、新規商品開発やコスト削減に努める考えだ。それら経営努力を積み重ねていくことで、通期業績は連結ベースで売上高三百五十億円、経常利益二十二億五千万円、当期純利益八億五千万円、単体で売上高三百三十五億円、経常利益十八億円、当期純利益七億二千万円を目指す。

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