抜粋記事

 サンポートホール高松は5月20日オープン
        こけらおとしは市民参加による
               喜歌劇「こうもり」
                (財)高松市文化芸術財団

 
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コラム
 

 瀬戸の水際に文化の火が灯されようとしている。
 高松シンボルタワーは商業施設の「マリタイムプラザ」、情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」などが段階的にオープンしているが、5月20日(木)の高松市文化芸術ホール(高松市サンポート2-1 愛称=サンポートホール高松)の開館によって、晴れて全館オープンの運びとなる。
 施設の管理・運営は(財)高松市文化芸術財団(松平頼武理事長)。
 館内は千五百の客席を持つ大ホールと、三百席規模の2つの小ホールで構成。会議室や市民ギャラリー、リハーサル室、練習室など充実した機能も備わっており、市民自らが主人公となる"市民文化の創造拠点"として、またコンベンション施設としても大きな期待が注がれている。
 開館記念イベントとしては8月末まで行われるが、オペラをはじめ能やクラシック、寄席、演劇、オーケストラ、ミュージカルなど多彩なイベントが決まっており、グランドオープンに花を添える。
 中でも目玉はこけら落としとして5月22・23日に開催される喜歌劇「こうもり」(詳細は別表)。J.シュトラウス2世の名作で、ヨーロッパの歌劇場では年末年始、またお祝い事の際には必ず上演される作品としても知られている。
 特筆すべきは公募により選出された地元出身のソリスト、オーケストラ、バレエなど、市民約百人の参加による本格的な初のオペラ公演であるという点。松平理事長や増田高松市長、梅原JR四国社長、中澤NTTドコモ四国社長らも特別ゲストとして出演し、ホール開館の喜びを全身で表現する。
 ウイーンの香り溢れる魅力的なオペレッタとなるもので、ホールの門出に相応しいステージとなることだろう。
 また25日には「能 NOH」が予定されており、能「羽衣 彩色」、狂言「末広り」などが演じられる。さらに29日には、ピアノデュオ「デュエットゥ」を迎え、公募により選ばれた一般市民らとともに「ピアノ開き リレーコンサート」を行う。
 同財団では、これらのイベント案内などを発信する「サンポートホール通信」なる会報を年4回季刊発行する。4月下旬に発行される第二号では、「こうもり」の練習風景や、音響や緞帳など設備の説明、またボランティアスタッフによるコラムなどを掲載。その他イベントの詳細や、施設利用の案内なども載っており、県内のホールや市の公民館などで毎回五千部を配布する。
 あわせてサンポートホール高松友の会「さんぽーとCLUB」の会員も募集中。「サンポートホール通信」などが定期的に送付されるほか、財団が指定する公演のチケットを、一般発売に先立ち優先的に予約・購入が可能。さらに指定する公演チケットを、原則5%の割引価格で購入できるといった特典が設けられている。年会費は二千円、会員期間は1年間。
 同財団でも「当ホールは幅広い市民に支えられ、地域に育まれる施設。市民自らが主人公となって、個性溢れる文化を創造していきたい」(宮井三智子常務理事)と、シーサイドステージの幕開けを心待ちにしているようだ。
問合せTEL087-825-5000

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