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(株)加ト吉(観音寺市坂本町5-18-37 加藤義和社長)は、中国にある8工場の一つである凱加食品有限公司(釜 勝勇総経理)が、米国農務省代表団の視察があり高い評価を受けるという栄誉に浴したのである。こうした高官の視察は前例がなく今回が初めて。
哩チト吉との合弁会社で、山東省高密市にあり敷地20万平方米に整然と並んだ近代的工場である。
従業員は約二千人。
オランダ製の最新鋭鶏屠殺及び肉加工ラインを持ち、フライヤー、オーブン、スチームラインを7台設備。
更にオランダ製チーリングユニットと日本包装検査設備をセットした高品質、高水準の工場である。
さる6月12日、米国農務省(USDA)代表団6名が、中国出入境検験検疫局(CIQ)、中国認証委員会のメンバーとともに、凱加食品を訪れ工場内部をつぶさに視察した。
当日は公安関係者百五十人が配備されるなど厳重な警備体制の中で行われたが、チキン加工のラインを興味深く真剣な目で見ていた。
カラフルなユニフォームを着用し、頭巾をすっぽりかぶりマスクで身を固めた女子従業員のキビキビとした作業ぶりは、視察団メンバーの注目を集めていたようだ。
生産されているのは、チキンカツからピーマン肉詰めフライ、しそ巻フライなどのほか、炭火焼鳥スモークチキンなど多岐にわたっている。
特徴は微生物検査システムであり、衛生面、防疫面では完璧な水も洩らさぬ体制をとっている。
視察後のコメントは「私たちがこれまで見た中では、最高の品質管理体制が整った工場であり、十分満足している。中国からの製品輸入解禁に向けて、積極的に考えたい。今後双方でデータを交換しながら協議を続けたい」と同省次官の高い評価があった。
今回の視察を契機として、既に日中間で実行されている「チキンの認定工場」制度を、米中間で導入する目的で、米国USDAと中国CIQの間で協議が進められることになった。
米国農務省トップクラスの視察によって高い評価を得られたことは、加ト吉の合弁工場(資本金八億円、加ト吉は45%を出資)がいかに中国において高レベルの生産工場を擁しているかを証明したわけで、加藤社長も満足感にひたっていた。
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