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県外から高松・香川を訪れると、まず足を踏み入れるのが高松空港でありJR高松駅である。そこでタクシーに乗って目的地に向かうわけで、いわば香川の第一印象の是否はタクシーのサービス如何にかかっている。
接客業として最先端をいくものであり、サービスのレベルアップは絶対的なものである。
しかし、何故か評判が悪い。
不心得な運転手はごく一部の人間であろうが、その人たちによってタクシー全体のイメージダウンになっていることを知って頂きたい。
たまたま四国新聞が発行している「オアシス」(No.291)によると、読者の投書欄に「これが高松流?」というのが掲載されている。
「高松へ来て数年。交通マナーの悪さをよく耳にしますが、タクシー運転手さんの態度の横柄さに何度か嫌な思いをしました」
とおそらく転勤族か何かの奥さんが、あまりに劣悪な接客ぶりに憤慨し投書しているものであろう。
お客さんに終始無言、暴言、無視、冷たい態度、無神経なサービスなど、体験の中から書いているが、こんなことは日常茶飯事のように堂々と実行されている。
このことを経営するトップはどこまで把握しているのだろうか。
あまりにもレベル以下のタクシー運転手には全くふさわしくない人間が、我がもの顔でハンドルを握っていることに腹立たしい思いがする。
県内に住む人たち、特に高齢者や女性のお客も多いと思われるが、これらの支持を失えば成り立たない。
このあたりでそろそろエリを正し、まっとうなタクシー業を経営して欲しいものである。四国運輸局の担当官もサービスの実践有無について調査をし、あまりにも劣悪極まりない会社には厳罰に処するぐらいのお目付役になって欲しいものである。
「最近は利用したくても運転手の方が怖くて、躊躇してしまいます。
気軽に、気持ちよく利用できるタクシー会社は、高松にはないのでしょうか」
と訴えている。
この短かい文章を読んだだけでも、相当嫌な思いをしたことが理解できる。
ぜひ現在営業しているタクシー会社のトップやミドルの方々が、いろんなタクシーに乗ってもらい実情を自ら把握することが先決であろう。
そうすれば劣悪な運転手の一部に遭遇することがあるかも分からない。
折角香川に吹きこんできた追い風も、こうした不心得者の仕業によって一部のお客の反感と嫌悪を買っていることも想像され、早急に組合あたりで手を打ってもらいたい。
少々研修会をやったから修正できるという生やさしい問題ではない。
もっとハードな教育、根本的な頭の切り替えが必要な時期になった。
劣悪運転手の責任は重い
本土へ渡って大都市でタクシーを利用すると、そのレベルの高さに驚かされることが多い。いやそれが当然のことかも分からないが、高松で劣悪、貧困なサービスに慣れてしまうと、あまりの格差にどうしてこんなに違うのか首をかしげたくなる。
会話も巧みだし話題も豊富。何か質問しても的確な答が返ってくる。
車自体もきれいだし、運転手の服装もキチンとしている。
すべての面でレベルが高い。
高松の場合、お客さんの選別制度ができて以来かなり改善されたが、JR高松駅に限ってのことである。
高松空港などは大きなトランクがあっても、積極的に運んでくれる運転手は少ない。後部のトランクルームを開けるだけで積みこんでも、おろす時は知らぬ顔の半兵衛だ。
いやしくも接客サービス業なのだから、もっと親切心があるのが当たり前だろう。乗る者はどうぞご勝手に、と言うようなゼロサービス精神では二度と乗ろうとしない。会社側でも退められたら困るとあって、つい運転手に対しても及び腰のところが少なくない。
つい最近、ある会社で経営者が代わった途端目に見えてよくなった。
細かい改善を実践しているのか、運転手にも明るい表情が出てやる気が漲ってきた。やろうと思えばすぐ改革できるのだが、なかなか手をつけようとしないようだ。タクシーで生活しているのであれば、もっと自分の仕事に誇りを持ち大事にしなければならない。お客さんに対してロクに返事もせず、無愛想な対応をしているのでは自分自身も面白くない筈だ。日々明るく快適に送るためには、お客さんに対しもっと丁重に神経を使えないのだろうか。
幸い高松・香川は追い風によって県外からの観光客も多い。ビジネスマンもやってくる。この人たちに香川の印象を悪くしたのでは、折角の追い風もからっ風になってしまうかも分からない。一人ひとりがもっと責任を持って行動して欲しいものである。(編集長 中西 稔)
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