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「今までありがとう」感謝の思い人形に/田村神社で人形供養際

 高松市一宮町の田村神社(池田博文宮司)で12月23日朝、役目を終えた人形を神火で焚く「人形供養祭」があった。
 同神社によると、供養祭は明治期から執り行われている伝統行事。毎年、県内外から数多くの日本人形や雛人形、ぬいぐるみなどが持ち込まれる。今年は約4万体が寄せられた。
 この日は、前日の新潟県糸魚川市中心部で起きた大規模火災を背景に、当日が強風だったこともあり、火事を懸念して神事のみ。火入れは翌24日に行われた。
 高松市内から一緒に雛人形を持ち込んだ60歳台の姉妹は、「私たちの小さい頃はよく部屋に飾っていたけれど、今はずっと徳島県の実家に眠ったまま。だから思い切って供養してもらおうと思って。本当に手放していいものかすごく悩んだけど」と、涙ぐみながら話した。


ANAグループ年末年始期間予約状況

 高松-東京路線45170席(前年比113.3%)、予約数25609人(同121.1%)、予約率56.7%(前年差3.6%)。
 高松-沖縄路線7020席(前年比100%)、予約数5123人(110.9%)、予約率73.0%(前年差7.2%)。


中小企業らに総合的な解決策提案/日本公庫高松支店と県社労士会が覚書締結

 日本政策金融公庫高松支店(笠原真二支店長)と、香川県社会保険労務士会(大谷義雄会長)が12月16日、「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。
 香川県内の中小企業らが抱える資金調達や労務管理等の問題に対し、互いに連携して総合的な解決策を提案していく。中四国において各県の両者が同様の覚書を締結するのは今回はじめてとなる。
 このたびの具体的な連携内容について、▼中小企業向けセミナーや相談会を開催する際は、両者の各種制度や業務内容等について相互に周知するとともに、講師の派遣等について協力を行う「中小企業向けセミナー・相談会への講師派遣」、▼個別企業から相互の専門的な分野について相談したいとの希望があった場合、互いに担当者を紹介し合う等の必要な協力を行う「個別企業からの相談への対応」、▼相互の制度等に対する理解を深めるため、内部研修や会議等において、相互に講師を派遣し制度説明等を行う「相互の内部研修等への講師派遣」、としている。 
 同日、高松シンボルタワー(高松市サンポート)で締結式があり、笠原支店長と大谷会長が出席。覚書にそれぞれ署名した。
 はじめのあいさつで、笠原支店長は、「互いに連携することで、県内企業の経営発展や活性化に貢献していきたい」と述べ、大谷会長は、「今回の締結を機に、県内企業により良い情報とサービスを提供できれば」と話した。


若手公務員ら「香川への移住定住」テーマに議論 /国県市町連携の地方創生フォーラム

 香川県下1県8市9町、および財務本省と財務局の若手職員ら(概ね35歳以下)が一堂に会し、地方貢献や地方創生について学び理解を深める「国県市町連携 若手職員による地方創生フォーラム in kagawa」が12月15日、高松市中野町の四国財務局で開かれた。
 平成27年9月、四国財務局の若手職員が、地域連携や地方創生を目的に活動する「地方創生支援のための若手PT(プロジェクトチーム)」(寺西康博リーダー)を結成。その取組みの一環として、若手公務員同士のつながりを構築しようと同フォーラムを企画、開催する運びとなった。
 この日、60人が参加。はじめに四国財務局総務部の井上 浩部長が、「若い方々の力に期待したい。信念をもって地方創生に取組んでほしい」とあいさつ。第一部の基調講演には、香川県政策部地域活力推進課の大熊智美課長が登壇した。
 「地方創生の主役は誰か」というテーマのもと講演した大熊課長は、香川県の著しい人口減少からくる経済規模の縮小等を指摘しつつ、香川県としての対応策などを紹介。「一人ひとりの仕事が地方創生につながっている。他人ごとではなく、自分ごとに置き換えて考えることが大事」と呼び掛けた。
 その後、参加者が8つのチームに分かれて行うワークショップを実施。「若者の香川県への移住定住を促進するには」と題したテーマで議論し、最後に各チームがそれぞれのアイデアを発表した。


パワーネットが新セミナー /働く女性リーダーのための「未来塾クレッシェンド」

 人材派遣会社の㈱パワーネット(丸亀市中府町 谷渕陽子社長)は12月13日、丸亀市金倉町のPikaraスタジアム会議室で新セミナー「未来塾クレッシェンド」を開き、参加者に女性管理職者としての心構えなどを伝授した。
 新セミナーは、部下を育てながら業績もあげる女性リーダーを育成していこうと今回初開催。女性経営者や役付き女性らを対象に、全6回シリーズで実施していく方針だ。
 この日、講師を務めた谷渕社長は、「意識しないとスキルは身についてこない」としたうえで、リーダーの果たすべき役割などを丁寧に紹介。時折、「あなたがイメージするリーダー像を考えてみましょう」や、「自分の強みと弱みを分析してみましょう」と質問を投げかけるなどして参加者同士が意見を出し合う時間もたっぷり設けた。
 また、「女性のほうが家事育児などの経験から、分刻みで頭の時計が働く」という性質を見込んだうえで、長時間労働をなくし生産性向上を目指す、政府の「働き方改革」は、女性たちが中心になって実現していけるものだと強調した。ある参加者は、「頭で分かっていること、分かっていないことの整理ができた。後輩の手本になれるよう気持ちを改めたい」と話した。
 第2回は1月11日(水)、「部下との信頼を築き『チーム力』を発揮する」と題したテーマで行う。時間は9時半〜12時。会場は同じ。受講料は一回につき2人まで一万円(税抜)。※初回はテキスト代が別途一人五千円(税抜)必要。先着10社限定。問合せ等は下記まで。
TEL:0877-58-0540