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マッチングギフト制度で社会福祉法人に40万円寄付/三菱電機㈱受配電システム製作所

 三菱電機㈱受配電システム製作所(丸亀市蓬莱町 越智与志夫所長)がこのたび、地域貢献活動の一環として取り組んでいる「三菱電機SOCIOーROOTS(ソシオルーツ)基金」を活用し、(福)イエス団神愛館(坂出市中央町)と、(福)丸亀市社会福祉協議会(丸亀市大手町)に、20万円ずつ計40万円の寄付金を贈った。
 「三菱電機SOCIOーROOTS基金」は、従業員の善意で集まった寄付金の額に対し、会社がさらに同額を上乗せして地元の社会福祉施設や団体に寄付するマッチングギフト制度。三菱電機が1992年4月に導入したもので、全国各地の事業所が、各々の地域で寄付金の贈呈や家電品を提供するなどしている。今年3月末時点で、これまで全国延べ約1900ヶ所に、累計12億円超の寄付が行われている。
 同製作所も寄付をはじめてから今年4月で25周年。今回2つの社会福祉法人を含めて延べ74の施設に、2500万円の寄付を行ったことになる。
 3月30日、その贈呈式が香川県共同募金会(高松市福岡町)であり、同製作所の横山秀利業務部長はじめ、神愛館の山下茂雄館長と、同協議会の久保田英俊事務局らが出席。横山業務部長から贈呈書が手渡された。両施設は、すでに備品購入などに充てており、「大変ありがたい」と感謝の意を述べた。


TVでも大活躍の教育者、菊池省三さん三木町で講演/菊池道場香川支部

 日本テレビ「世界一受けたい授業」など、数多くのTV番組にも出演する、元小学校教員の教育実践研究家・菊池省三さんを講師に迎えたセミナーが3月26日、三木町防災センター(木田郡三木町)大ホールであった。
 セミナーは、学校教諭や塾講師など教育関係者らが中心になってつくる「菊池道場香川支部」(渡瀬将基支部長)の主催。菊池道場は北九州市を本部に、全国52支部ある(3月末時点)。このたび学級崩壊などで悩む香川県内の教員らに菊池流の授業観を伝え、各クラスの環境改善につなげてもらおうと開催された。
 同日、会場には、教員をはじめ保護者や学生ら100人余りが参加。講演前、平成28年度文部科学省選定作品に選ばれた映画「挑む〜白熱する教室」が、香川県内で初公開された。
 映画は、菊池さんが出張授業という形で学級崩壊しているクラスに赴き、独自の授業方式で生徒たちの心を掴み、ものの見事再生させていくサクセスストーリーを綴っている。
 映画を踏まえたうえで、菊池さんは、生徒らのコミュニケーション能力を高める指導の大切さを訴えたほか、「生徒一人ひとりの良いところを見付けては褒める。一日のなかで何回もチャンスはあるはず。これが出来るかどうかで大きく変わる」とする持論を展開した。


売り手市場にインターン有効か /合同会社説明会「マイナビ就職EXPO 四国会場」

 エリア最大級の合同会社説明会「マイナビ就職EXPO 四国会場」が3月22日、高松市林町のサンメッセ香川で開催された。説明会は、総合情報サービス会社の㈱マイナビ(東京都千代田区 中川信行社長)が主催するもので、来年春に大学や短大、専門学校等を卒業予定の学生らを対象に毎年開催。同様のイベントは今年、全国14の会場でも行われている。
 この日、会場と四国4県の主要駅とをつなぐ格安のシャトルバスも運行。午前11時の開始とともに、今かと待ち構えた学生らが一斉に入場した。
 会場内は、大きく「理系エリア」「文理総合エリア」「高知の企業エリア」に区分。地元企業、大手企業併せて175社が参加し、その内7割が四国に本社を構える企業であった。会場へは1596人の学生が来場した。兵庫県の4年制大学に通う、地元が高松市の女子学生(21歳)は、「たとえ内定が一社二社とれても、よほど納得がいかない限りは続けるつもり」と張り切る。ここ数年、「就活バブル」と言われるほど学生側の「超売り手市場」が続いている。
 今年の就活スケジュールについて、企業の広報活動(企業説明会等)開始は3月1日以降、選考活動開始は6月1日以降としており、昨年と変更はない。
 マイナビの調査によると、来年卒の採用人数を「増やす(18.4%)」と回答した企業が、「減らす(9.9%)」を上回ったとしており、「今年はさらに(企業の)採用意欲が高くなった」と判断。また、今年は昨年と同じスケジュールでありながら、3月から企業説明会を開始した企業が増加、さらに面接も3月〜4月にはスタートすると回答した企業が増えたとしている。
 この調査結果から、学生は短期間で自分に合った企業を見付けなければいけないが、マイナビは、「早期から職業理解・企業理解を深めて就活に臨む学生と、そうではない学生の二極化が進む」と予想。加えて、企業側・学生側も「インターンシップの実施・参加が両者をつなぐ重要なカギになる」とみている。
 その傾向もあってか、陸運会社の採用担当者は、「今年はじめてインターンシップを導入したが、それに参加してくれた学生が関心を持ってブースに来た。今年は内定辞退者を減らせるかもしれない」と話していた。 
 次回、マイナビが主催する合同会社説明会「マイナビ就職セミナー 高松会場」は5月15日(土)、同会場の小展示場で開かれる。時間は13時〜17時。県内企業を中心とした35社が出展予定。問合せ等は下記まで。
TEL:087-881-9630(マイナビ香川支社)


香川県運営の「地方版ハローワーク」/4月3日、サンポート高松に開設

  香川県は4月3日、マリタイムプラザ高松のホール棟2F(高松市サンポート2-1)に、「地方版ハローワーク」(愛称:ワークサポートかがわ)を新たに開設する。県内企業が思うように必要な人材を確保できていないという現状を踏まえ、企業のインターンシップ情報を発信していくなど、これまで以上のキメ細かな就職支援を通じて人手不足解消を目指す方針だ。
 地方版ハローワークとは、平成28年8月施行となった「第6次地方分権一括法」により、都道府県や市区町村が国と同列の立場で無料職業紹介が行えるようになったものである。
 このたび開設する香川県の地方版ハローワークは、▼若者の就職支援、▼県外からの就職支援、▼特定分野の人材確保、の3つを基本コンセプトに県内就職を促し、独自で開拓した地元企業中心の正社員求人を公開していく。
 また、施設内では、人材採用コーディネーターが求職者の希望や悩みをしっかり聞いたうえで、個々のニーズに合った職業(企業)紹介を行う。極力双方のズレをなくしてミスマッチを防ぐ。
 県商工労働部労働政策課の担当者は、「県内に就職したい人たちが気軽に足を運べる場所になれば」と期待を寄せている。ただ、国のハローワークとちがって雇用保険の取扱いは行っていない。ちなみに、県が運営している登録料無料の就職支援サイト「jobナビかがわ」はそのまま継続される。
 時間は平日8時半〜17時15分。TEL:087-802-4700


大切にしたい思い出の品物に付加価値を/新ビジネス「エンジェルブーケ」

 音楽教室を主宰する吉田千寿子さん(高松市)がこのたび、ベビードレスやスカート、ネクタイなど各々が大切にする思い出の品物の生地をつかって、オリジナルのポーチや髪飾りなどにつくり変える事業「エンジェルブーケ」をはじめた。
 完全オーダーメイド。全国的にみても他にない新ビジネスとされる。ランドセルを筆箱や財布につくり変える既存ビジネスからヒントを得た。
 先頃エンジェルブーケを依頼し、完成したポーチを持って結婚式を挙げた新婦から大変喜ばれたという。吉田さんは「皆さんも大切なモノ、思い出のモノを是非カタチにしてみませんか?」と呼び掛けている。
 「エンジェルブーケ」と称しているが、ブライダル関係だけでなく、ちょっと部屋に飾りたい、置いておきたいモノでもかまわない。打ち合わせを重ねてデザインが決定すれば、リボン作家の小橋行美さんなど、各専門のプロが製作にとりかかる。期間はモノにもよるが、現段階で概ね1週間前後としている。費用は3千円〜。
 吉田さんは、「大切な品物に付加価値をつけたいという思いではじめた。一人ひとりの気持ちを大事にできるビジネスとして、これから展開していければ」と話している。
 フェイスブックには、「エンジェルブーケ」として登録している。
TEL:080−1271−3359(吉田さん携帯)