「香川経済レポート」誌は1979年（昭和54年）に創刊致しました。ちょうどその年、世の中は「第二次オイルショック」のまっただ中です。

　一方、四国に目を転じると、本四架橋で最初の「大三島橋」が開通。前年には悲願とも言える鉄道併用橋の「瀬戸大橋」が着工しています。
　四国もいよいよ本州と陸続きになる夢の一歩。安定成長期へ移行しつつも、四国には高度成長の余韻がまだ残っていました。
　そんなタイミングで登場したのが弊誌です。香川県下唯一の経済情報誌として一から歩み出しました。
　以来、これまでの多くの読者の皆様の支持を得てきました。これもひとえに読者各位のご支援の賜物と感謝申し上げます。
　さて、日本は平成から新たな元号へと替わる変革の年を迎えています。近年の世界経済、産業界は激動の様相を強め、先の見通せない中で、各企業は生き残りをかけた競争を繰り広げています。四国では人口減少、少子高齢化の波が押し寄せる激動の中にあります。
　地域に密着をした「かがわ経済レポート」は、常に正確な報道と地元企業に役立つ確かな情報ツールを武器に、「香川になくてはならない地域誌」として中身の充実を図ります。
　さらに年１回発行しております「香川の会社情報」をデータベース化し、タイムリーに企業情報をお手元にお届けしていきます。デジタル化されたアーカイブ情報とのリンクで、より使える情報ツールへの進化。
　今後ともデジタル媒体も加えつつ発信力の強化を推進していきます。
　私達は創刊40周年を通過点にしながら、更なる企業努力で“香川の企業経営者の役に立つ”をモットーに、進化をし続けます。
　今後とも読者各位の変わらぬご支援、ご指導をお願いいたします。

株式会社 香川経済レポート社　　
代表取締役 中西　透