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香川の経済界トップ登場

【トモニホールディングス㈱】代表取締役社長兼CEO 中村 武氏

「トモニHDが設立された2010年当時は、日本銀行高松支店長として香川に赴任中。救済型ではなく、元気な地銀同士が一緒になる、実にユニークな経営統合が印象に残っている。
支店長として1年暮らした高松は過ごしやすく、こういうところで将来仕事がしたいと思っていたが、いろいろなご縁で夢が叶った」
昨年6月、トモニHD代表取締役専務として、再び高松の地で第二の人生をスタート。
1年の助走を経て、今年6月から社長兼CEOに就く。
「お客さまは、金融機関が持つネットワークや情報に期待している。
広域金融グループとして研鑽を積み、ネットワークを生かしてお客さまの〝ご縁〟を繋いでいきたい。
できない理由を考えるよりも、どうやればできるかを常に考え、難しい世の中だが、前向きにチャレンジし、3行が良い意味での競争を続けホールディングス全体を、より活力ある組織にしたい。

 


【㈱ピースホーム】代表取締役 河野智行氏

この人に頼めば笑顔が溢れる住まいを作ってくれそうだ、と思わせる恵比寿顔である。6月20日に常務から社長へと昇格し、名実ともに会社の顔となった。
同社は、百十一年の業歴を有し、リフォーム業を展開する㈲コジマリビング(同所 小島正良社長)の新築住宅の専門会社として、平成25年に小島社長と氏が共同で設立。〝家づくりを通して家族の絆をつくる〟という使命の下で、「モミの木の家」の提案・施工に力を注いでいる。
モミの木の家は、全国各地の工務店がその良さを広めようと努めている住宅だ。モミの木が持つ調湿・消臭・空気の浄化といった様々な効果を、暮らしの中で体感できるよう、床や天井など内装材にふんだんに使った住宅を提案している。
「新居に引っ越して、赤ちゃんがぐっすり眠るようになったと、喜んで下さったお客様がおられました。
住宅は設備や性能に目が奪われがちですが、家は家族の絆というかけがえのないものを育む場です。健やかで心地よい空間と、住む人を守る強さを備えることで、家族のための住まいとなります。

 


【坂出商工会議所】会頭 石井淑雄氏

新谷五十雄前会頭からバトンを受け、今年4月に就任。「正直ご辞退するという選択肢もあった」と振り返るが、「坂出で起業(建設業)して43年。地域に対する恩返しになるのであれば」と躊躇する思いを一蹴した。
「坂出は〝宝の山〟。素晴らしい資産を十分に生かし切れていないこの坂出を少しずつ変え、住みたくなる、働きたくなる、買い物したくなる、魅力溢れる元気なまちにしていきたい」と、活き活きと話す表情に迷いはない。
坂出は恵まれた交通インフラや四国最大の坂出港を有し、工業、製造業の盛んなまちであることを強みとして実感。さらに宿願でもある、坂出北インターチェンジのフルインター化を見据え、「より魅力ある市を創り上げていくには、既存の商店街の活性化は避けて通れない」と分析する。
増える空き家や空き店舗の対策を講じつつ、「市民が同じ方向を向いて活性化の意識を醸成し、〝市民力〟を高めることが重要」とキッパリ。例えば会議所有志でクラウドファンディングを立ち上げるなどして、課題でもある商店街駐車場の整備にも取り組みたい考えだ。

 


【岡山放送㈱】アナウンサー 森 夏美氏

「来年4月に開局50周年を迎えるOHK。そんな節目で仲間に加われたご縁に感謝しますし、今年10月から香川岡山で展開されるイベントや特番に今からワクワクしています」と素敵な笑顔を見せる、この春入社の期待のアナウンサー。高松市で生まれ、高松一高から香川大学法学部へ進学。
大学1年のとき、高松まつり ゆかたグランプリ出場をきっかけに、2年生で香川大学のミスキャンパスに応募、見事グランプリを獲得。そこで人前で話すこと、自分をアピールすることの楽しさを知る。
「2015年から、高松ゆめ大使として2年間活動させて頂きましたが、あらためて瀬戸内の素晴らしさに触れ、地元に役立ちたいという思いが強くなりました。
地元出身だからこそ、香川岡山のことを自分らしく発信できるのではないかと考え、地元に愛されていて、大好きな番組『金バク!』を放送するOHKを第一志望に挑戦しました。
画面にはアナウンサーしか映りませんが、局内の部署がそれぞれの役割を果たして初めてひとつの番組が完成する、やりがいのある仕事です」

 


【㈱高松三越】代表取締役社長 門岡 誠氏

辻村 武前社長の後任として、4月1日付で着任。「〝香川愛〟に溢れる方だった」という氏の背中で学び、「県内唯一の百貨店として、より地域に愛され、なくてはならない百貨店にしていきたい」と静かに燃える。
一昨年春に営業統括部長として出向し、昨年は店長も兼務。日々の業務で店の強みや課題の把握、また従業員や地域との関係性も築いてきたため、気負わず自然体でチャレンジすることで持てる力を最大限発揮していく。
出身である伊勢丹では本店を中心に、上海の一号店でも約4年間勤務。経営統合後は首都圏の基幹店でもある新宿、日本橋、銀座の各店で最前線を経験したキャリアは得難い財産だ。
「高松三越は客観的にみても本当に素晴らしい店。87年という三越屈指の歴史の中で地域のお客様に愛されながら、地域店らしい理想的な店づくりができている」と素直に認めつつ、まだまだ成長の余地があることも実感。より上質なサービス・品揃えの強化や買い物しやすいお買い場づくり、飲食機能の拡充、子供や若い世代へのアプローチなど課題も明確。モノからコトへと変化しつつある消費者の傾向も鑑みながら、一つずつ具現化していくことで更なる成長を期す。