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「人手不足問題相次ぐ」/浜田知事と県商工会議所連合会が懇談会

 浜田知事と香川県商工会議所連合会(渡邊智樹会長=高松商工会議所会頭)の懇談会が2月13日、高松市浜ノ町のJRホテルクレメント高松で開かれた。
 同連合会に所属する各商工会議所が、中小企業の経済動向や地域経済の活性化に必要な施策について浜田知事に報告し、今後の課題や改善策などを話し合った。
 この日は高松、丸亀、坂出、観音寺、多度津、善通寺の各商工会議所の会頭らが出席。高松は管内企業の雇用状況について「人手不足感がますます強まっている。特に建設業は深刻」と説明。
 また坂出からは、企業への経営実態調査(アンケート)の結果をもとに、「多くの中小企業・小規模事業者が優れた人材を取れていない」としたほか、「商店街の半分以上がシャッターになっている」としたうえで、「後継者不足の問題」を指摘した。
 さらに観音寺も同市の人口減少を踏まえ、「人材確保に苦労しているのが現状であり深刻」とし、「ICT(情報通信技術)や外国人の多様な活用が必要」と述べた。
 これらに対し、浜田知事は具体的な人材確保について、香川労働局などと連携して年3回開催している就職面接会や、インターンシップ情報を検索できるサイトの開設などを挙げ、「香川県としても新しい施策に工夫を凝らしているところ。企業の魅力発進にも努めている」とコメントした。


「香川県民の集い」に900人/京産大名誉教授の所 功さん講演

 建国記念の日を祝う「香川県民の集い」(同実行委主催)が2月11日、サンポートホール高松(高松市サンポート)3階の大ホールであり、約900人が会場に足を運んだ。
 集いは毎年開催。今年はモラロジー研究所研究主幹で京都産業大学名誉教授の所 功さんが記念講演に登壇した。テーマは、「和国日本形成過程と明治維新150年」。
 講演で所さんは、「もし日本に皇室がなかったら過去の歴史はどうなっていたか。豊かでなかったかもしれない」とし、「日本は皇室を中心にまとまる伝統文化があったからこそ、平和で豊かな今日に至れると言っても過言ではない。それだけ皇室は重要な存在である」と、自身の考えを主張するなどした。
 このほか、高松第一高校の合唱部による奉唱歌もあり、「紀元節」や「香川県民歌」を参加者とともに歌うなどして、この日を祝った。


北野監督「粘り腰や気持ち負けない」/カマタマーレ讃岐、今シーズン開幕前に出陣式

 プロサッカー・J2(2部)のカマタマーレ讃岐が2月8日夜、今シーズンの開幕を前に高松国際ホテル(高松市木太町)で出陣式を開き、スポンサーやファンらと交流を深めるとともに、一つでも高みを目指して一戦一戦交えていくことを誓った。
 讃岐の昨シーズンの成績は、J2リーグ22チーム中の19位。J1(1部)に昇格できる可能性のある6位以内を目標に戦ってきたが、思うような流れを掴めず苦戦し、逆に11月19日のシーズン最後の試合結果次第でJ3(3部)に降格する可能性もあった。
 下位2チームが降格するルールにおいて、結局最後の試合(対名古屋グランパス戦)も敗れはしたが、同時に20位と21位のチームも「勝ち」には至らなかったため順位に動きはなく、この瞬間にJ2残留が確定した。
 同日の式で、北野 誠監督は、6位以内について「昨年はとんでもないことを言ってしまった」と言葉を詰まらせたが、「ただこれまで培ってきた粘り腰や気持ちは、他のチームに負けない」とし、「皆さんの力も借りながら(チームを)良い方向に変えていきたい」と決意を新たにした。 
 今シーズンのスローガンは、「讃岐ノ力 共闘」。キャプテンの高木和正選手(MF)を筆頭に、9人の新メンバーを迎えた新体制でこれからの試合に挑む。
 また新ユニフォームの胸部は、「神内ファーム」が外れて「レクザム」に。このほか背中はマルナカ、背中裾は潮製作所、左袖はタダノ、パンツは百十四銀行。トップスポンサーである各々の会社ロゴが入っている。
 冒頭のあいさつで、昨年12月に讃岐の代表取締役に就任した川村延廣氏は、「財務基盤を強化するカギは、入場者数の増加」としたうえで「香川県民全員が讃岐を香川の誇りと思ってもらえるクラブづくりに精進したい」と抱負を述べた。続いて、来賓として出席した浜田知事は、「春からずっと上位をキープし、ここぞというところで勝ち点3を積み重ねていただければ」と激励の言葉を贈った。
 讃岐の開幕戦は2月25日(日)。ホームのPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)で、「アルビレックス新潟」と対戦する。


設立5年目で異例の香川会場/中華料理講習会、全中連西部地区

 中国料理北京(高松市片原町)の中井和人シェフと、長江SORAE(高松市屋島東町)の長坂松夫オーナーシェフが講師を務める中華料理講習会および経営講習会が2月6日、「平安閣ひろば店」(高松市西内町)で開かれた。
 講習会は、厚労省の認可を受けた中華料理専門店で組織する団体「全国中華料理生活衛生同業組合連合会」の主催。会場を東部地区、関東地区、西部地区の3ブロックに分けて毎年開催している。
 今回、西部地区の会場として初めて香川県が選ばれ、催しは香川県中華料理料生活衛生同業組合(高 照恵理事長)が企画した。
 香川県の組合は設立から5年が経過するが、その若さで講習会を任されるのは異例だという。2月現在の組合員は23社と言い、高理事長は、「これからもっとメンバーを増やしていきたい」と話している。
 この日、同連合会西部地区の役員ら約60人が出席。前半の料理講習では、両シェフが「温故知新」をテーマにしたヘルシー料理として、調理場で海老真珠の炒めものや、カキのホイル揚げ蒸し、刀削麺などを一からつくって紹介。特に「ここがポイント」とする場面では、参加者も熱心にメモをとるなどして技術を持ち帰った。
 後半の経営講習会には長坂さんが登壇し、「成功への道しるべ」と題したテーマのもと講演を行った。


ハサップ義務化前に「リスクマネジメント研修会」/損保ジャパン日本興亜ら高松開催

日本も近い将来、必ず義務化されるとしている食品衛生に関する国際基準「HACCP(ハサップ)」の導入に備え1月29日、食品事業者らを対象にした「リスクマネジメント研修会」が高松市内で開かれた。
 研修会は昨年9月を皮切りに、全国の主要都市でも開催。今回の高松会場は、損害保険ジャパン日本興亜とSOMPOリスクケアマネジメント主催(百十四銀行共催)のもと行われた。
 この日、はじめに坂本俊樹支店長(損害保険ジャパン日本興亜高松支店)が、「少しでも各社が抱える課題解決のヒントになれば」とあいさつした後、第一部の講師にSOMPOリスクケアマネジメントの上席コンサルタント・佐川一史氏が登壇し、「HACCP制度化と食品安全規格の動向」と題して講演。
 佐川氏は、海外においてすでに義務化されている国も多いことを示したほか、「(ハサップという)食品安全の『見える化』は、世界の品質保証の潮流だ」と訴えるなどした。
 その後、原料原産地の誤表示防止や、食品事故への対応力をテーマにした講演もあった。