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第4回高松国際ピアノコンクール概要発表

高松国際ピアノコンクール(竹﨑克彦会長)は、2018年3月に開催される『第4回高松国際ピアノコンクール』の参加要項並びにメインビジュアルデザインが決定。5月17日に記者発表をサンポート高松にて行った。
 同コンクールは、香川に新しい音楽文化の構築を目指した国際イベントとして、06年より4年に一度開催。世界の舞台を目指す、若い音楽家の登竜門として注目されている。
 昨年5月に国際音楽コンクール世界連盟への加盟を果たし、世界的にその取り組みが認められた。
 第3回同コンクール優勝者である、ムン・ジヨン氏はその後も、世界的に歴史あるブゾーニ国際ピアノコンクールにも出場し、アジア人初となる優勝に輝き、今後の国際的活躍に大きな期待が寄せられている。
 今回、メインビジュアルを手がけたのは、ニューヨークで約50年活躍し、香川県に拠点を移したアーティスト、川島猛氏だ。デザインのコンセプトは、優しい県民性の香川県が、瀬戸内海を背に、音とリズムに気持ちよく乗っているところをイメージとしてデザインされたとのこと。
 一方、同コンクール組織委員会では、世界連盟に加盟したことで、オンラインを通じながら148ヵ所、国内外に向けての告知を開始し、過去を上回る国と地域からの意欲あるピアニストの参加に務め、よりハイレベルなコンクールへ向けて募集する。
 新たに新規審査委員を2名増員し、演奏における項目も新たに四重奏曲を盛り込むことで、ハイレベルな演奏者の発掘を狙う。
 賞及び賞金についても、第一位においては、例年よりも百万円多い三百万円へ変更となり、これまでよりも参加者の意志向上るなど、同組織委員会による意気込みは今まで以上であり、より白熱した演奏が高松に響き渡ることだろう。


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