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東大阪モノづくり親善大使 青木氏を招き盛大な講演会開催

 高松信用金庫(蓮井明博理事長)はこの度、平成28年度経営者講演会を開催。
 講師には、東大阪モノづくり親善大使の青木豊彦氏を迎え、「技術を世界に!町工場社長のものづくりと職人魂」をテーマに会場を賑わせた。
 青木氏は、大阪府出身の㈱アオキ会長。中小企業が、当初八千社集まるモノづくりの町、東大阪で「メイド・イン・東大阪」の人工衛星を打ち上げようと計画をスタートさせた中心者。
 2005年に東大阪市モノづくり親善大使を拝命し、08年に有限責任事業組合航空宇宙開発まいど設立。09年に、種子島宇宙センターより国産ロケットH-ⅡAで人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功する。
 講演では、「ヨーロッパ、アメリカでの創業100年を迎えている会社はそれぞれ80社程度であるが、日本は昨年末時点で約2万7000社が存在し、これは世界に向けて大いに誇れること」
と熱く絶賛。
 人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功したことについて、東大阪に若者を集める手段だったと述べる。
 「逆境に見舞われた時に愚痴を溢すことは、自己満足であって決して前には進まない。
 また、どんなに名が売れていない会社でも、社員が誇りを持てる会社こそが将来的に勝負の分かれ目となる。誇りに想える社員がいることが、堅実な経営を確実に歩む秘訣である」
と自身の体験をもとに、関西人らしいユーモア溢れるトークで会場を大いに盛り上げていた。



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