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国内初のレオクラブが誕生

 香川県立高松養護学校にて6月27日、「高松しらうめレオクラブ」の結成式が開催された。
 「レオクラブ」は、地域青少年奉仕活動等に取り組むライオンズクラブの支援のもと、地域社会に貢献して前向きな影響を与える機会を青少年に提供するために結成された団体。
 肢体不自由教育特別支援学校の生徒が中心となって加盟する同クラブは、国内初となる。
 式典には、スポンサークラブである「高松フェニックスライオンズクラブ(二見尚子会長)の会員をはじめ、工代祐司県教育長、津養護学校高等部の生徒、336-A地区ガバナー関係者等が出席した。
 工代教育長は祝辞にて「同養護学校の校章の中心にある梅の華は、厳しい環境でも美しく清らかに咲く梅の華を意味している。
 子ども達が多くの苦難を乗り越え、社会に貢献してほしいという願いが込められているので、奉仕活動を通じ、自分ならではの華を咲かせてほしい」
 と、激励の言葉をかけた。
 二見会長は「同レオクラブ結成において、多くの関係者のお力添えがあったからこそ。
 『レオクラブ』は、社会の若いリーダーシップを育てる場。皆様の活動は、今後の地域活動の手本となることだと信じ、どうか暖かく見守っていきたい」
 と、歓喜に溢れた笑顔を見せた。
 同地区ガバナー代表者より、認証状伝伝達及び記念品の贈呈が行われ、同レオクラブを代表して古渕一道副会長が受理。
 同レオクラブより山根誉与会長は「世界で初という特別支援学校のレオクラブ発足という機会を与えて頂き、深く感銘を受ける。今後は様々な場所でのボランティア活動に取り組んでいくことで、新たな歴史と伝統への第一歩を踏み出していきたい」
 と、強く決心を述べる。
 国内初となるレオクラブの地域貢献活動の出発ということもあり、同クラブの取り組みに大きな期待が寄せられることだろう。


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