ホーム更新情報

更新情報

政治評論家、加藤氏を招き大規模セミナー開催

 業種パッケージソフトウェア開発販売等を展開する㈱オーユーシステム(岡山県 南石拓哉社長)主催にて、「IT Fair2016 内田洋行ITフェア2016 in 高松」を開催する。
 共催は㈱内田洋行(東京都)。
 特別講演では、政治評論家の加藤清隆氏を招き『今後の政治経済をどう読むか』を講演。
 加藤氏は、1952年長崎生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、時事通信入りする。主に政治部記者として活躍し、94年から3年間、ワシントン特派員とさいて務める。14年に退職し、現在、読売テレビ「そこまで言って委員会」など様々なメディアで活躍中。
 9月に九州にて開催されたITフェアでの講演会で、盛大な好評を得たこともあり、県内での氏による講演に期待が寄せられている。
 歯に衣を着せない直裁な発言で人気を博しており、国際情勢や国内の経済動向など、テレビでは聞けない貴重な講演に注目したい。
 第二部では同セミナー共催である㈱内田洋行のシステム事業部プロダクト開発部、堀部真一氏による『働き方と経営を支える!〜スーパーカクテルクラウドのご紹介と今後のロードマップ〜』を講演する。
 基幹システム6年連続シェア№1スーパーカクテルの開発責任者が、クラウド、自動化をキーワードに今後のスーパーカクテルのロードマップを開設。
 内田洋行氏が考える業務システムのあり方をクラウド適用例を交えて紹介する。
 一方、同社では、多様な業界に向け、ソフトウェアやパソコンハードウェア、オフィス関連商品、エコ照明等の商材を用いた企業へのサポート全般に務めている。
 運輸業界へ向けて業務の効率化を実現可能な「車楽Ver7.1」や、低コスト運用可能で、保守運用コストの大幅削減が図れる「車楽クラウド」を導入推進。業界向けとしては、25年の歴史を持ち、600社以上の導入実績と信頼あるシステムによる業務改善に期待が寄せられる商品で、地元企業を支えている。
 展示会場にて、一般企業向けに開発された基幹業務ソリューションの展示コーナーも設ける。
 Gmail・Googleドライブのクラウド型グループウェアなどを組織で利用可能な「GoogleApps」+「Any-Co」など、業界を問わず充実したラインナップに期待が寄せられる。
 開催日時は11月17日(木)、10時30分〜17時30分。会場はサンメッセ香川(高松市林町2217-1)。
 同セミナーに関する申込み・問合せは□087-865-2711(同社担当:原、軒原)
 WEB:www.ous.co.jp
 参加申込期限は11月16日(水)まで。


大学生らアイデア次々/最優秀は「ハマチの出張解体ショー」

 大学生らが泊まりがけで地域活性化に直結したビジネスプランを考え競うイベント「BIZ CAMP in東かがわ市」(同実行委主催)が10月6日〜10日の5日間、白鳥温泉であった。
 イベントは、全国から募集した大学生が実際に地方に赴き、現地のフィールドワーク(現地視察やインタビュー)や、グループディスカッションを通じて地域の抱える課題解決策を模索し、住み込みで真の地域活性化につながるビジネスプランをつくりあげていくというもの。合宿最終日にはプレゼンし、イベントメーンスポンサーのCROOZ㈱(東京都港区)と、㈱オズビジョン(東京都千代田区)の担当者が審査。継続性・実現性の高いプランに対しては投資を行うなどして今後の事業化をサポート。同市や地元企業もバックアップしていく。
 イベント自体は2015年12月、長野県を皮切りにスタートした企画で、東かがわ市を舞台に実施されるのは今回2回目。
 この日、県内の大学生ら3人を含めた15人が参加。3人一組・5つのグループに分かれてプランづくりに挑戦。フィールドワークでは、地元で農業や水産業を営む担当者らと直接接触し、現場を目の当たりにするとともに、各現状や課題をヒアリング。それをもとに損益計算書も書き出しつつ、本当にニーズのあるプランを何度も練り直した。
 最終日のプレゼンは引田公民館で行われ、審査の結果、最優秀プランに「養殖ハマチの解体ショー」が選ばれた。このほか、糖尿病患者のいる家庭へ低糖質のレシピを動画で配信するサービスや、猪肉を燻製にして飲食店に販売する事業などのアイデアが出た。
 ある参加者は、「今までで一番濃い一週間。短時間でビジネス、事業を行う難しさを体感できた」と話した。


全国のユース会、高松に集う/全国交流大会に約1300人が参加

 サンポート高松(高松市サンポート)と、JRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)を会場に10月14日、「商工中金全国ユース会 全国交流大会inTAKAMATSU〜発心 結願 四国で変革!〜」(商工中金全国ユース会主催)が盛大に開かれた。
 ユース会は、商工組合中央金庫(安達健祐社長)と取引を有する団体や組合および組合員の経営者らで構成される。全国各地に支店を持つことから北海道から沖縄まで、全部で88のユース会がある。香川県では「香川商工中金ユース会」として昭和59年に設立され、現在の会員数は約100人に昇る。
 大会は、その全国のユース会が一堂に会し、親睦を深めることを目的に昭和63年、東京で初開催。以後、全国の主要都市などを会場に毎年一回行われており、今回で29回目となる。
 高松が会場に選ばれるのは10年ぶり3回目。29回目の大会(国東直矢実行委員長=香川いすゞ自動車㈱社長)は四国4県のユース会が協力し、プログラムを立案した。
 この日、大会の開会式がサンポートホール大ホールであり、安達社長や浜田恵造知事、大西秀人高松市長をはじめとした関係者ら約1300人が出席。はじめに主催者を代表して全国ユース会の千倉成示会長が、「今日は心ゆくまで楽しんでいってください」とあいさつした。
 その後、三菱重工業㈱の佃和夫相談役による基調講演ほか、芸術や四国の文化などに精通する専門家を招いた4つの分科会を実施。また、おもてなしの心から、同ホールの入り口付近にはドリンクやスイーツを無料で提供する「お遍路CAFE」を開設。デックスガレリアでは物産展が催された。
 同日夜は、クレメントに会場を移し、パーティーを開催。国東照正氏(香川県中小企業団体中央会会長)が乾杯の音頭をとり、終わりのあいさつに国東直矢実行委員長が登壇した。
 翌15日には、四国の観光地をまわるツアーや親睦ゴルフも行われた。 


「蝉変の異端児」 小西 覚

 10月15日、弊社が新たに取り組む自叙伝・自分史事業「ふるじんまちbooks」第一弾として発売した自叙伝「蝉変の異端児」。
 著者は㈱ミロヴィーナスグループ(東かがわ市)CEOの小西 覚氏。
 平成に入り起業したベンチャー企業は香川県内でも数多いが、わずか10年余りでグループの累計の申告所得50億円超というケタ違いの業績を上げた企業はない。また、彼が歩んだ道には、幾人もの新富裕層が誕生した事実がある。
 個人としても、2005年まで税務署が公示していた長者番付(高額納税者)で、県内2位、3位と常に上位でのランクインを続けたことから、その存在は知られたものである。ところが主力の健康食品の流通は東京が拠点、地方経済界との接点がないため、地元でその姿を知るものは少ない、常にベールに包まれており、いつも「噂話」がひとり歩きするだけであった。
 かねてより自叙伝の制作を呼びかけるも、頑なに断られ続けた。このたび、新レーベルの立ち上げにあたり、あらためて氏と向き合い交渉を重ねた結果、ベールをはがし、その生き様を実録として自叙伝に残すことに成功した。
 ユニークな面も持つ著であり、神秘的な出会いと人間愛、そして勇気が描かれた異端児と呼ばれた男のノンフィクションドラマである。
 健康食品の流通を離れた今、著者は前例のないビジネスモデルに挑戦している。人工知能(AI)による株価予測である。明日の株価の上げ下げを人工知能に予測させ、キャピタルゲインを狙うというものだ。本著ではその開発秘話の一部も紹介されている。
 「人生にチャンスは3回やってくる、皆に平等に」「人に踏まれても畦道に咲く雑草は、また一輪の花を咲かせる」「日本の頂を狙いに行く決断は生死をかける無言の勇気だった」
 文中には、こうした強烈なインパクトを残す言葉が数多く登場する。
 果たして、銀行に追い返された1人の男は、いかにして累計50億の申告所得を叩き出したのか。
 激動の一時代を駆け抜けた経済人のノンフィクションを手に取り、異端児の生き様を存分に感じ取って欲しい。
 香川県下の主要書店で販売。
 本体800円。


香川の工芸品、海外で高く評価 /「日用品・デザイン雑貨輸出商談会」

 香川県内の企業が生産する日用品やデザイン雑貨を海外バイヤーに売り込む商談会が10月13日、高松市番町の高松商工会議所会館であった。
 商談会は香川県とジェトロ香川(高松市番町 平井利長所長)が協力し開催。テーマを変えながら今年度中に全3回開く予定で、今回はその第二回目にあたる。
 この日、アメリカとオーストラリア(各国2社・4人)の海外バイヤーを招き、海外販路開拓に意欲的な県内事業者15社・団体が参加した。
 会場には染物のバッグや箸、庵治石でつくられたインテリアなどがテーブルに並べられ、各企業の担当者が製品の魅力やデザイン技法をPR。一方、バイヤーも説明を受けながら製品を手に取り、生産工程や価格も確認していた。なかでも、東かがわ市の企業が提供する、段ボールを組み立ててつくる小物は注目を集めた。
 アメリカで2つのギフトショップを運営する女性のバイヤーは、「品質の素晴らしさ、生産者のこだわりに感銘を受けた。自国でも日本製は人気。すぐにも輸入したい製品が見つかった」と笑顔で話した。前日12日には、バイヤーらが県内の石材店などを訪ね、生産の現場を見て回る企業視察もあった。
 今年度ラストの3回目は11月15日〜16日の二日間。「ものづくり分野輸出商談会」と題し、インド・インドネシア・ベトナムからバイヤーを招く。