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理事長が職員と本音で語り合う〜高松信用金庫〜

 「地域へ貢献する努力ことが、私たちの収益に結びつくことを忘れてはならない」
 紳士的で落ち着いた物腰、しかし目の奥には将来への金融機関競争を鋭く見据えながら、蓮井明博理事長は職員に語る。
 高松信用金庫では年に一度、蓮井理事長が営業店の職員全員と食事を兼ねた店内会議を行っている。同会議では、職員一人ひとりが本音で語り合うことで、疑問や誤解の解決・より運営の改善に向けた意見交換を行うことで、同金庫全体でのレベルアップを目的として、9月7日、同金庫西通町支店にて開催された。
 蓮井理事長は「私たちの日々の業務活動・地域貢献が、回り回って本業収益に跳ね返ってくることを忘れず、数ある金融機関の中でも、真の意味でお客様から評価される立場になることが大切」
と、信用金庫本来の在り方と将来に向けての想いを熱く述べた。
 同金庫は、流動性預金を中心に、預金残高は前期比13億47百万円増加。貸出金残高は地方公共団体向けの減少はあったものの、それを除いた貸出金残高は増加している。
 一方で、激しい金利競争の中で、貸出金利周りの低下を受けル中、有価証券運用にて安定した収益確保を図るためインカムゲイン(利息配当金収入)を重視した運用、さらに全体で取り組んだ経費削減効果もあり、本業の収益力を示すコア業務純益は4年連続で15億円を上回るほど、他の同規模信用金庫との圧倒的な実力差を感じさせた。
 近年における厳しい金融情勢の中、本音を語り合いながら、地に足を付けた堅実な成果を見せる同金庫の活躍は、勢いを緩めることを知らない。蓮井理事長のズバぬけた行動力と、職員の団結力溢れる今後の同金庫に今後も注目していきたい。



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