ホーム更新情報経済ニュース今年は特に上品で香り高く、味もすっきり/西野金陵多度津工場で「初しぼりの儀」

更新情報

今年は特に上品で香り高く、味もすっきり/西野金陵多度津工場で「初しぼりの儀」

 酒造メーカー・西野金陵㈱(西野寛明社長)の多度津工場(仲多度郡多度津町)で11月15日、毎年恒例の「初しぼりの儀」があり、良質な清酒生産を祈願。神事では関係者ら約70人が見守るなか、同社酒井史朗醸造課長が神官の持つ大杯に搾りたての新酒を注ぎ、神前に供えた。
 新酒は三豊市高瀬町の瀬戸カントリーから仕入れた酒米「オオセト」を使用。品名は「金陵初しぼり」。同月19日から県内の酒販店などで約55000本(720ml)の販売を開始する。
 醸造作業は来年4月中旬頃まで続く予定。360t(約6000俵)の原料米をつかい、年間1080KL(一升瓶換算60万本)を出荷する計画としている。
 神事後の会見で酒井醸造課長は、「今年は10年に一度と言っていいほどの出来。非常に上品で香り高く、味もすっきり。常温、あるいは少し温めても美味しく飲める」と話した。


一覧に戻る