ホーム更新情報

更新情報

「くるみん」認定/香川県内30社目は総合病院回生病院に

 香川労働局(辻 知之局長)はこのほど、「子育てサポート企業」に、社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院(坂出市室町 松浦一平理事長)を新たに認定した。県内の認定企業はこれで30社目となる。
 子育てサポート企業は、厚生労働省が認定する制度。次世代育成支援対策推進法に基づき、仕事と子育ての両立を推進している企業に贈られる。この認定を受ければ、認定マーク(愛称くるみん)が使用できるほか、「働きやすい、社員を大切にする企業」であることを証明するため、企業のイメージアップや優秀な人材確保などに期待が持てるようになる。
 同病院では、▼全体会議で育児休業を促し、男性3人(看護師1人・理学療法士2人)が取得、▼育児休業予定者に対する相談窓口の設置、▼病院内のイントラネットをつかって年次有給休暇の取得促進、等々の取り組みと実績を残した。
 12月2日朝、その認定通知書の交付式が同局局長室であり、辻局長から同病院の高橋正昭事務部長に認定書が手渡された。高橋事務部長は、「これまで以上に働きやすい職場環境を目指していきたい」と話した。


㈲ゆらくやがライセンス商品販売開始 /「阪神タイガースのカレーうどん」

 四国内の土産店やホテルなどに土産用讃岐うどんを卸す、製麺業の㈲ゆらくや(高松市林町 柳萬政義社長)が12月1日から、ライセンス商品「阪神タイガース しあわせカレーうどん」の販売を開始した。関西エリアにある土産店などの需要喚起をねらい商品化。ライセンス契約期間中に約四千個の売上を目指す方針だ。
 今回の商品は、もともと同社が製造販売していたカレーうどんに、阪神タイガースお馴染みのデザインパッケージを組み合わせた。 
 内容量は半生4人前(個食100g×4袋)で、つゆ付き。価格は1080円(税込)。賞味期限は常温で約3ヶ月間日持ちする。
 商品の特長と言えば、麺にカレーをサンドした三層式。茹でても形が崩れることなく食べられる。同社営業部の安田洋一課長は、「見て楽しめるパッケージに仕上がりました。本当に旨いうどんの美味しさも合わせてお伝えできれば」と、自信たっぷり。
 食べ方については、熟々の麺に生卵を絡めた「釜玉カレーうどん」を勧めるが、「つゆが万能なので『かけ』でも『つけ』でもお好みで」としている。


香川労働局長と県内企業9社が意見交換会/「働き方改革」テーマに事例報告

 辻知之香川労働局長と、県内企業が職場環境の改善を目指す「働き方改革」について意見を交わす懇談会が11月30日、高松サンポート合同庁舎(高松市サンポート)で開かれ、長時間労働の抑制やワークライフバランス推進など各々が力を入れる取組事例を発表した。懇談会は今回が初開催となる。
 この日、県内の主要企業9社のトップらが出席。はじめに辻局長が、「懇談会を通じて働き方改革の気運醸成を図っていきたい」と、あいさつした。
 企業側からの発表で、建設業の㈱穴吹工務店(高松市)は、建設工事完了後、現場のスタッフに6日間の連続休暇取得を義務化していることや、テレビ会議を導入するなどして業務の効率化につなげていることを報告した。
 また、スーパーの㈱マルナカ(高松市)は、女性活躍推進のためのセミナー機会を充実させていることなどを説明。ボイラーメーカーの㈱サムソン(観音寺市)は、残業時間グラフを作成して仕事量の配分を常々見直しているとした。
 最後は辻局長が出席企業に、「働き方改革」の先導役として、これからも積極的に取り組んでほしいと要請書を手渡した。