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西野金陵の多度津工場で「初しぼりの儀」を斉行

 新米を使って新酒を搾る毎年恒例の「初しぼりの儀」が11月13日、西野金陵㈱(高松市亀井町 西野武明社長)の多度津工場(多度津町葛原)であり、来春までの作業の安全や、良質な新酒の生産を祈願した。
 この日の神事には、社員や取引先の関係者らが出席。神官(金刀羅宮)の持つ大杯に、酒井史朗醸造課長(同社工場)が搾りたての新酒を注ぎ、神前に差し出した。
 初搾りした新酒は、瀬戸カントリー(三豊市高瀬町)から入荷した新米「オオセト」を使用し、10月23日から仕込み作業に入っていた。
 11月22日から「初しぼり」の商品名で、県内のスーパーや酒販店で販売開始。過去最高の5万5千本を売り出す。価格は720ml詰、1080円(税込)だ。
 全体の醸造作業は、来年4月中旬頃まで続く予定。今期は約390t(6500俵)の県産の原料米を使い、ほぼ例年並みの1170kl(一升瓶換算で65万本)を製造、出荷する計画としている。


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