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学生らが地元商店街の活性化に貢献/「冬の学生文化祭」開かれる

 高松市内の小学生から大学生、専門学生らが主体となって地域を活性化させるイベント「冬の学生文化祭」(主催:香川大学瀬戸内地域活性化プロジェクト)が1月25日、高松常磐町商店街であった。
 このイベントは、香川大学と高松市とが連携した地域貢献活動の一環。地元の商店街に活気を持たせようと同大学の学生らが企画したもので、今回はじめて開かれた。
 同日、小・中学生の合唱団や高校生のチアリーダー部など、全12団体らが参加。同商店街にあるジャンヌガーデン(高松市常磐町一丁目)のメーンステージでは、その学生らによる華やかなダンスや歌が披露されたほか、ステージ東隣の「i+(アイプラス)」(運営:穴吹デザインカレッジ)では、専門学生らと参加者が紙袋とクレヨンを使って「節分の面」を作製。
 また、ステージ西隣の「ブリザーズスクエア」では、同大学の医学部学生らによる「ぬいぐるみ病院」と題したコーナーが設けられ、参加した子供たちは白衣を着ながら聴診器をぬいぐるみにあてたりして模擬診察を体験。
 そのすぐ横では、同大学「盆栽ガールズ」が、参加者と一緒に盆栽をつくったり、その後の育て方などを丁寧に教えていた。
 盆栽のワークショップにはじめて参加したという同市出身の女性高校教諭(34歳)は、「自分で形を考えながらつくるところがおもしろかった。愛着もあるし、大事に育てたい」と、笑顔で話した。


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