ホーム更新情報経済ニュース四国最大級の就活イベントに過去最多の155社が出展/マイナビ

更新情報

四国最大級の就活イベントに過去最多の155社が出展/マイナビ

 就職情報サイトを運営する㈱マイナビ(本社:東京都千代田区 中川信行社長)は3月17日、四国最大級の大型合同会社説明会「マイナビ就職EXPO四国会場」を、高松市林町にあるサンメッセ香川で盛大に開いた。
 この日の会場内は、「文理総合」・「理系」・「高知企業」・という3つのエリアに区分され、過去最多の155社(前年121社)がブースを設けて出展(このうち、約75%にあたる113社が四国に本社を構える地元企業)。別室では、大手企業らによる講演会が開かれたほか、エントリーシートや自己PRの対策についての就職支援講座もあった。
 マイナビによると、景気回復の影響もあり、大手企業をはじめ中小企業の採用意欲は文理とも、昨年に増して高いという。そのなかでも特に製造業や建設業が採用枠を広げているようだ。 
 今回、政府による就活制度の変更に伴い、次年度卒業予定者から企業の選考開始が4ヶ月繰り下げられる。この点について就活生らに聞いたところ、「周りが就活毎日のように動いているので焦る」「先輩情報が使えない」「内定が出るまで落ち着かない」など、不安の声が挙がる一方、技術職の募集をかけていた機械メーカーの採用担当者は「中途よりも新卒を積極採用し、一から丁寧に育てていきたい」と、新卒採用に前向きな意見を述べている。
 マイナビの関係者は、「企業側の採用意欲はとにかく高い。学生側は短期勝負になるので、準備をした学生と、そうではない学生の二極化がさらに進むことが予想される」とみており、「学生はいかに多くの企業情報を収集できるかが、今回の就職活動を成功させるカギになる」と分析している。



一覧に戻る