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障がい者雇用の意識高まる/サンメッセ香川で合同就職面接会

 障がいを抱える求職者を対象にした「障がい者就職面接会」が9月13日、高松市林町のサンメッセ香川であった。面接会は、ハローワーク高松が毎年二回開いているもので、今回はその第一回目となる。
 この日、会場には香川県内に就業場所がある37の企業・団体(前年同時期38)が出展。採用担当者は、雇用条件や仕事内容等を丁寧に説明する一方、求職者も障がい状況を打ち明けるなどしながら、自分に合った就職先を探していた。
 雇用形態については依然として正社員求人は少なく、パートや非正規の採用枠が大半を占めている状況という。ある男性の参加者は、「正社員にこだわるとなかなか決まらない。互いの条件に合う仕事を探すのは本当に難しい」と、少し不安げに話していた。
 香川労働局の最新発表によると、県内の障がい者雇用について、全体の実雇用率は前年と同率の1.88%(全国平均1.88%)で過去最高。法定雇用率を達成している企業の割合は55.7%。全国平均47.2%を大幅に上回っている。


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