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高卒の内定率は過去最高の88.3%/高松工芸高校で「高校内企業説明会」

 香川県内企業の人事採用担当者らが直接高校に出向く企業説明会が12月9日、県立高松工芸高校(渡邊普二校長)の体育館であった。
 説明会は、ハローワーク高松 しごとプラザ高松(平見聡明所長)が主催するもので、県内の高校生らに地元企業の魅力を知ってもらうと平成23年度から実施している。
 この日、会場には高卒採用に意欲的な県内企業18社がブースを設け、同高2年生の生徒ら約260人が参加。一回に説明を受けられる時間は約25分間で、事前にグループ分けした生徒らが3回ローテーションする形で行われた。
 採用担当者は、会社概要をはじめ業界の動向や社員の様子、今後の展望などについて分かりやすく説明。なかには会社の特長として、男性の育児休暇を取得できる制度があることを紹介し、「家族を大事にする会社」をPRしたりする企業も。生徒らは、渡されたパンフレットや資料を確認しながら真剣な表情で話しを聞いていた。
 しごとプラザ高松の発表によると、県内の高校生就職内定率は昨年10月時点(最新)で88.3%と過去最高。一昨年同時期も86.8%と高水準を記録しており、特に企業側の人手不足が後押ししている結果とみている。


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