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今年1年間の無病息災願う/田村神社の「お火炊き祭」に数多くの参拝者

 高松市一宮町の田村神社(池田博文宮司)で1月15日、毎年恒例の「お火炊き祭」があった。
 祭りは、正月飾りやお守り、お札、熊手などを炊き上げることで厄を払い、今年1年間の無病息災を願う行事。同神社で古くから執り行われているもので、今年はおよそ10万体が集まったとされる。
 この日朝、日曜もあり大勢の参拝者が訪れた。境内で神事が行われた後、神殿から授かった炎を、たいまつを通じて点火。一気に燃え上がる姿を前に、参拝者らは「あーどんどん燃えてる」と声を漏らしつつ、スマホで写真を撮るなどしながら静かに見守った。
 高松市内から親子で参加していた主婦は、「ご近所なので毎年来ているけど、いつ見ても炎の迫力がすごくて熱い。この熱を身体に浴びると1年間風邪を引かないと言われているので、娘としっかり温存して帰ろうと思う」と話していた。
 また同日は参拝者らに、うどんやぜんざいを格安で販売。特にうどんは行列で、やっと食した人らは、「おおー。身体が温まるね」と、言葉をこぼしながらすすっていた。
 祭りは今日15時まで行われる。


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