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集まった募金は被災地に/サンポート高松で「RNCラジオまつり」、家族連れ賑わう

 高松市サンポートの多目的広場で5月5日、ゴールデンウィークイベント「RNCラジオまつり2017」が開かれた。
 まつりは、RNC西日本放送が毎年開催。昨年からNPO法人東北ボランティア有志の会香川(藤井節子代表理事)も協力し、ともにブースを設けて被災地支援の募金活動を行っている。この日は「四国の祭り」と題したフェスも同時開催され終日、多くの家族連れでにぎわった。
 メインステージでは、歌手の早見優さんによるライブや阿波踊りのお披露があったほか、飲食ブースも並ぶなどして来場客らを歓迎。一方のRNCブースでは、アナウンサーらが「防災」をテーマにした紙芝居を実演し、終わりに「地震が発生したら高いところに逃げて。警報が解除されるまでは絶対に動かないでね」と、子どもたちに優しく注意を促した。
 また、親子で楽しめる防災ワークショップ「ツナ缶キャンドル」も実施。非常食として重宝されるツナ缶に一ヶ所穴をあけ、ティッシュをこより状にして差し込み、その先端に火を付けるというシンプルなもの。ティッシュに缶詰の油が染み、時間にして約20分は火が灯るという。参加した親子らは興味津々でキャンドルづくりに挑戦した。
 ワークショップの参加費(一回100円)と集まった募金は後日、震災に見舞われた東北、熊本県、鳥取県に送る。四国の祭りは明日6日まで。


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