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「募金百貨店プロジェクト」/「家庭で使えるモノ寄付して」吉田建設が参画、24社目

 (社福)香川県共同募金会(高松市福岡町 八木壮一郎会長)が実施する赤い羽根共同募金「募金百貨店プロジェクト」にこのほど、吉田建設㈱(高松市牟礼町 吉田健二社長)が参画することになり、1月9日に同社で覚書の調印式があった。プロジェクト参加企業としては24社目であるが、高松市内の工務店としては初の参画となる。
 同プロジェクトは、企業が本業などで得た利益の一部を寄付する企画で、共同募金会が窓口となって地域で福祉活動を行う施設や団体に寄付するというもの。
 本件は本業とは離れた珍しいケース。原則毎月第二日曜日を「たまごの日」に指定し、家庭で使えるけど使わなくなった服や本などを同社に持ち込めば、先着30人に卵1パック(6個入)をプレゼントする。
 一点からでも構わない。持参されたモノは後にリサイクルショップで換金し、その全額を共同募金会に寄付し、高松市内の社会福祉活動の一部に役立てる。
 同社によると、新築やリフォームを手掛けることから片付けを行う際、家庭に眠っているモノを捨てるのではなく、何かに活かせないかと「たまごの日」の企画を発案。すでに昨年11月から行っており、11月と12月の持参品を換金し、約1万円を寄付している。今後も「たまごの日」を続けていく方針としている。
 同日の調印式には、吉田社長と石田雄士香川県共同募金会副会長(高松市共同募金委員会会長)が出席し、覚書を交わした。
 式で石田会長は、「これからも募金に関わるすべての運動に共感を持っていただけるよう努めたい」と述べ、吉田社長は、「まだ金額は微力だが、もっと地域に認知されることで良い循環の輪を広げていければ」とあいさつした。


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