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1500億円を投入した「サンポート高松」を考える

高松シンボルタワー、旅客ターミナルビル、サンポート合同庁舎以降、新しい施設の整備が進んでいない、「サンポート高松北側街区」。現在は暫定的にイベント広場として活用している場所をこれからどのようにするかを検討する委員会が立ち上がった。
 
「サンポート高松北側街区利活用検討委員会」の第1回会合が8月6日高松国際会議場で開かれた。
第1回ではサンポート高松の概要の説明と、実地での見学を陸上と海上から行った。

委員として香川高等専門学校長の嘉門雅史氏、香川大学工学部の土井健司氏、高松商工会議所副会頭の中 博史氏ほか、高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造氏、牟禮印刷(株)社長の牟禮昌忠氏など12名が務める。会長には嘉門雅史氏が就いた。

今後の検討スケジュールとしては、第一段階を今後の方向性を探るまでとして、第2回を10月頃行いまずコンセプトを検討する。三回目は来年2月頃に今後の方向性と整備方針を検討、5月頃行う第4回の委員会で案をとりまとめる。
その後、第二段階へと移り、第5回を来年7月頃行い整備計画の素案を検討、来年10月頃に行う第6回までにとりまとめを行うとしている。

サンポート高松にはこれまでに基盤整備費用として港湾関連で約318億円、土地区画整理関連で約512億円、都市整備関連で154億円のトータル約985億円が投入されており、それに上物整備として、三つの建物併せて552億円。トータルで1500億円強の税金が使われている。それにしては現在の利用スタイルはあまりにも非効率であり、あえて四国の中枢機能というのにはこだわらずに、瀬戸の都高松にふさわしいウォーターフロントの施設整備が待たれるところ。



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