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「蝉変の異端児」 小西 覚

 10月15日、弊社が新たに取り組む自叙伝・自分史事業「ふるじんまちbooks」第一弾として発売した自叙伝「蝉変の異端児」。
 著者は㈱ミロヴィーナスグループ(東かがわ市)CEOの小西 覚氏。
 平成に入り起業したベンチャー企業は香川県内でも数多いが、わずか10年余りでグループの累計の申告所得50億円超というケタ違いの業績を上げた企業はない。また、彼が歩んだ道には、幾人もの新富裕層が誕生した事実がある。
 個人としても、2005年まで税務署が公示していた長者番付(高額納税者)で、県内2位、3位と常に上位でのランクインを続けたことから、その存在は知られたものである。ところが主力の健康食品の流通は東京が拠点、地方経済界との接点がないため、地元でその姿を知るものは少ない、常にベールに包まれており、いつも「噂話」がひとり歩きするだけであった。
 かねてより自叙伝の制作を呼びかけるも、頑なに断られ続けた。このたび、新レーベルの立ち上げにあたり、あらためて氏と向き合い交渉を重ねた結果、ベールをはがし、その生き様を実録として自叙伝に残すことに成功した。
 ユニークな面も持つ著であり、神秘的な出会いと人間愛、そして勇気が描かれた異端児と呼ばれた男のノンフィクションドラマである。
 健康食品の流通を離れた今、著者は前例のないビジネスモデルに挑戦している。人工知能(AI)による株価予測である。明日の株価の上げ下げを人工知能に予測させ、キャピタルゲインを狙うというものだ。本著ではその開発秘話の一部も紹介されている。
 「人生にチャンスは3回やってくる、皆に平等に」「人に踏まれても畦道に咲く雑草は、また一輪の花を咲かせる」「日本の頂を狙いに行く決断は生死をかける無言の勇気だった」
 文中には、こうした強烈なインパクトを残す言葉が数多く登場する。
 果たして、銀行に追い返された1人の男は、いかにして累計50億の申告所得を叩き出したのか。
 激動の一時代を駆け抜けた経済人のノンフィクションを手に取り、異端児の生き様を存分に感じ取って欲しい。
 香川県下の主要書店で販売。
 本体800円。


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