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高松市中心市街地活性化協議会が開催

 高松市中心市街地活性化協議会は、平成29年度第二期高松市中心市街地活性化基本計画(以下 第二期計画)の最終フォローアップ及び第三期高松市中心市街地活性化基本計画の報告会がこのほど、高松商工会議所にて開催した。
 同協議会は、地域における社会的・経済的及び文化的活動の根拠となるにふさわしい魅力ある市街地の形成を図るため、その実施に必要な事項に係る協議を行うことを目的として、高松商工会議所及び高松丸亀町まちづくり㈱により、平成18年11月に設立された。
 高松市では平成25年6月〜30年3月の期間、第二期計画のコンセプトである「にぎわい・回遊性・豊かな暮らしのあるまちを目指して」に基づき、瓦町駅核化プロジェクト事業などの各種事業に取り組んできた。
 丸亀町商店街では積極的なイベント開催やゾーニングとテナントミックスを行い、多彩な魅力を創出に努める。また、中心市街地エリアの回遊性やアクセス性の向上を目的に、27年3月から高松丸亀町振興組合と、ことでんバスが連携して運行している「まちなかループバス」の運行が開催されるなど、来訪者の回遊性に寄与した。
 一方で、市民の自由意見において、丸亀町商店街を含む中央商店街北部地域に対する満足度を感じる意見は見られたが、南部地域とのにぎわいの違いにさみしさを感じているとの意見や、人の流れが循環するまちづくりが必要との意見もあり、中心市街地全体でのにぎわいの抄出や回遊性の向上が今後の重要な課題であると発表した。
 今後の取組として、第二期計画では医・食・住をコンセプトとしたことによりソフト事業を展開したが、満足度を高めるまでには至っていないため、今後は買い物や飲食などに加え、多様なニーズ対応した生活の付加価値を高める取り組みは必要と述べる。
 また、中心市街地のエリア毎に特色を生かした取り組みにより、人の流れを創出、循環させ、全体としてのにぎわいの創出に繋げていくことが重要。その上で第三期計画でも評価指数を継続して評価し、状況に対応した施策を展開していくPDCAサイクルに取り組んでいく意向だ。



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