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東洋テックスが蓄光素材使用した誘導標識などを発売

 床板フローリング等製造販売の東洋テックス(株)(高松市 松原哲裕社長)は、太陽光や蛍光灯などの光を蓄えて発光する蓄光素材「ルナウェア」の総販売代理店となり、自治体や事業所向けに提案を本格化させる。
 取り扱うのは非常口のセーフティサイン(誘導標識)や災害時における避難場所の誘導標識など。有田焼の技術を応用し、蓄光顔料をガラスコーティングしているため火や水に強く、使用用途が広いことが特長だ。
 初期輝度が非常に高く、約60分間の蓄光・暗転後、12時間経過しても文字が読めるくらい光るという試験結果も出ている。従来の蓄光素材に比べ耐摩耗性・耐水性・耐薬品生・耐久性に優れ、半永久的に効果が持続するという。また初期投資のみで、ランニングコストがかからないという強みも持つ。
 「ルナウェア」の製造元はコドモエナジー(株)(大阪市旭区)。同商品は高輝度蓄光素材として高い評価を受けており、開発した岩本泰典社長らは第4回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞。セーフティサインは消防認定を取得するなど、注目度と実用性の高い商品だ。
 


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