ホーム更新情報経済ニュース商工中金がスワニー製「世界最小の車イス」10台寄贈/高松市社会福祉協議会に

更新情報

商工中金がスワニー製「世界最小の車イス」10台寄贈/高松市社会福祉協議会に

 昨年12月、創立80周年を迎えた商工中金はこれを機に、地域社会に貢献しようと2月21日、取引先である手袋・かばんメーカーの㈱スワニー(東かがわ市)が開発した車イス10台を、(福)高松市社会福祉協議会(高松市福岡町 氏部 隆会長)に寄贈した。
 このたび贈られた車イスは、同社三好鋭郎会長が自身の経験をもとに独自開発したもので、世界最小をうたう一級品。超軽量かつ超小型が特徴で、女性でも楽に持ち運べるほか、折り畳んで運ぶ際は、自然に開かぬようロックもかけられる。部分的に特許も取得している。
 この日、同協議会本所で贈呈式があり、植田恭弘支店長(商工中金高松支店)と氏部会長、三好会長らが出席した。はじめに植田支店長が、「三好会長の取組みと我々の思いが合致したため、スワニーの車イスに決めた。ぜひご利用くだされば」とあいさつ。氏部会長は、「これでまた幅広く利用いただける。大事に使わせてもらいます」と謝辞を述べた。
 同協議会では、市民向けに車イスの一時貸与事業を実施している。今回の車イスは同協議会の本所に5台、5つの支所に1台ずつを振り分け、利用申請があれば貸出しを行う。期間は原則1ヶ月間としている。


一覧に戻る