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ついにでた、「プラチナくるみん」/香川県内初は「医療法人社団五色会」に決まる

 香川労働局(高松市サンポート 辻 知之局長)は2月8日、仕事と子育ての両立を推進している優良な企業(子育てサポート企業)の証である「くるみん」のさらに上をいく「プラチナくるみん」において、医療法人社団五色会(坂出市加茂町 佐藤 仁理事長)を認定した。香川県内でははじめてとなる。
 厚生労働省の制度「プラチナくるみん認定」は、平成27年4月1日から開始。「くるみん認定」の基準(9項目)にプラスアルファした要件を満たす必要があり、かなりの難関とされる。
 「プラチナくるみん」を目指すには、すでに「くるみん」を持っていることが条件で、香川県内では30社(2月末時点)が取得している。「プラチナくるみん」も「くるみん」と同様、マークを商品や広告、求人広告に載せることができ、PR効果で優秀な人材を確保しやすくなるなどのメリットを生む。
 香川県内第一号の五色会は、▼法人内で職員が利用できる事業所内保育園の設置、▼一人の男性従業員が92日間の育児休業を取得、▼子どもを出産した女性のうち1歳の誕生日まで継続して在職している人の割合が100%、▼病院に申し出て、業務に支障がなければ中学校就学前の子どもと同居する職員にも育児短時間勤務制度の適用、等々の取組みや実績が高く評価された。
 3月15日、認定書の交付式が香川労働局の局長室であり、辻局長から佐藤理事長に認定書が手渡された。式で佐藤理事長は、「どうしても病院は過酷と言われる看護師が中心。職員の要望をしっかり反映できるルール(制度)をつくり、働きやすい職場環境を整え維持したい」と話した。


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