ホーム更新情報経済ニュースインバウンドや女性活躍がテーマ/高松市内で男女共同参画フォーラム

更新情報

インバウンドや女性活躍がテーマ/高松市内で男女共同参画フォーラム

 男女共同参画フォーラム「ダイバーシティの未来〜インバウンド推進と女性活躍〜」が1月19日、かがわ国際会議場(高松市サンポート)で開かれた。基調講演にタイ・バンコクの比護千春社長(㈱コリ企画)を招いたほか、企業・団体の代表者4氏によるパネルディスカッションを企画。比護社長はインバウンド(訪日外国人客)について「外国人の特性を把握したうえで受け入れ体制を考えることが大事」など、現地の情報をもとに持論を展開した。
 フォーラムは香川県の主催。香川県各種女性団体協議会(竹内麗子会長)が企画・運営にあたった。
 この日、会場には一般者らなど約230が参加。はじめに竹内会長が国内の少子高齢化を指摘したうえで「インバウンドはこれからの大きなテーマ。今日の内容を皆様の本業にフィードバックしていただければ幸い」とあいさつした。
 タイから香川県に旅行者を送り込む誘客支援活動を行っているコリ企画。「インバウンドを支える女性の輝き!」と題した演目で基調講演に立った比護社長は冒頭、タイ人の個人旅行者や団体旅行者などの特徴を示し、「それぞれ市場(目的)に合わせた情報提供とインフラ整備が必要」と説明。また、インバウンドに求められる重要なファクターの一つに「おもてなし」を列挙した際は、「この点、香川県はズバ抜けている」と高く評価していた。
 これに続き、人見訓嘉社長(㈲CONERI)がコーディネーターを務めるパネルディスカッションには渡部哲也社長(高松空港ビル㈱)、坂田千代子代表幹事((一社)徳島経済同友会)、阿部有香社長(㈱穴吹トラベル)、綾田裕次郎頭取(㈱百十四銀行)の4氏が登壇。各々の観点からインバウンドへの対応や女性の活躍に向けた取り組みなどについて紹介した。


一覧に戻る