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2月15日号

 香川大学(上田夏生学長)は、総合的な診療能力を備えた医師の育成を通じ、地域医療の質向上を図る新たな拠点「かがわ総合診療医センター」の開所式および見学会を、1月26日、香川大学医学部(三木町)で開催した。
 かがわ総合診療医センターは、厚生労働省の「総合的な診療能力を持つ医師養成拠点の形成事業」の採択を受けて設立されたもので、香川県内で深刻化する総合診療専門医の不足や若手医師層の脆弱化といった課題に対応し、地域医療を支える人材基盤の強化を目的としている。入学前から卒業後、さらには生涯教育までを一貫して担う、総合診療医養成の中核拠点としての役割を担う。
 開所式は、同大学医学部管理棟でおこなわれ、地域に根差した総合診療医の育成を通じて、香川県の医療提供体制の一層の強化につながることへの期待が示された。
 同センターは、医学部再開発の一環として昨年5月に新営されたDRI先端医学研究棟内に設置されており、先端研究と臨床教育を融合した環境も特長だ。


 四国初の総合診療医育成プロジェクトとして、総合診療専門医および中堅指導医を年間5名規模で継続的に輩出することを最終目標に掲げ、地域経済や住民の安心・安全を支える基盤としての役割を担っていく。
 かがわ総合診療医センターの開設は、香川県における医師確保と医療体制強化に向けた重要な一歩であり、今後の人材輩出と地域医療への波及効果が期待される。


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