3月5日号
高松空港㈱(小幡義樹社長)は2月10日に、高松︱釜山線(エアプサン)が3月31日〜10月23日まで期間運航すると発表した。運航日は、火曜日・金曜日・日曜日の週3往復。高松を19時35分に出発し、20時55分に釜山(金海)に到着する約1時間20分のフライトとなる。復路は釜山(金海)17時20分発、高松18時40分着。
エアプサンは、2007年8月、アシアナ航空、釜山市、釜山市内主要企業の出資により設立された韓国の格安航空会社(LCC)。日本国内では6路線を運航している。高松空港と同時期に静岡空港でも期間運航される予定。
釜山はソウルに次ぐ韓国第2の都市で、人口は約340万人。国際的な港湾都市として知られ、海のアクティビティが充実しているほか、ビエンナーレなどの芸術祭に代表されるアートと暮らしが融合した街並みや数多くのアート、美術館も魅力的。海岸線を走る海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパークスカイカプセル、賑やかな富平(プピョン)カントン市場、特産の機張(キジャン)カニや、甘辛のスタミナ鍋「ナッコプセ」など、多彩で新たなグルメも盛りだくさん。
(一財)百十四銀行経済研究所の『高松空港の国際線及び国内線の経済効果に関する調査分析業務報告書』によると、直近1年間(2024年11月〜2025年10月)の空港利用旅客実績は、国内線(羽田・那覇・成田)で観光目的が38万9316人、ビジネス目的が27万2731人、帰省等の私用が16万398人、その他1万2208人で、合計83万4653人。国際線(ソウル・上海・台北・香港・台中)では、外国人利用者が合計21万9994人、日本人が4万2809人で合計26万2803人となっている。また、2025年(1月〜12月)の旅客数実績は、223万8703人(国内線171万6624人・国際線52万2079人)で、2年連続過去最高記録を更新した。
小幡社長は「コロナ禍を経て、利用は順調に回復しており、香川県内で実際に消費された直接的な金額は402億1100万円。この消費による県内企業の経済波及効果は363億1800万円となっている。
2018年4月の高松空港民営化以降、高松空港では国際線の拡充に積極的に取り組んできた。2017年に週20往復だった国際線が、2025年には週36往復(現在、上海便等の減便で33往復)まで成長し、香川県へ訪れる外国人旅行客は大幅に増加。近県への周遊も多く、中四国の空港ではトップとなっている。
これは、香川県はアート、地域観光資源が豊富であり、周遊にもJRの駅、港が近く動きやすい町であるため、空の四国の玄関口となったと思われる。
現在、円安等で日本人の海外旅行が縮小し、インバウンド中心の片側需要になっているが、理想は1対1のバランスである。路線を安定させるためにも日本人の利用者が増えるよう取り組んでいきたい。釜山便もなんとして定期にできるよう力を入れていく」と話す。
高松空港では、ターミナルビルの増改修が進められており、来年のグランドオープンに向けて新たな就航に注力していく方針。
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