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4月15日号

 香川大学は香川県、㈱百十四銀行、㈱香川銀行、協同組合全国企業振興センター(石川県)の5者で3月30日、県外の中核人材と県内企業をマッチングするコンソーシアムを組成した。当日の連携協定締結式では、上田夏生学長、池田豊人県知事、森 匡史頭取、有木 浩頭取、田中尚人理事長が署名し、『かがわ〝企業価値・人材価値共創〟プロジェクト』のホームページで募集を開始した。
 同プロジェクトは、産学官金がそれぞれの強みを発揮し連携することで、外部中核人材との協働による地域企業の課題解決と産業振興、さらには地域経済の持続的成長を目指すもの。県外等から専門性やスキル、マネジメント能力を有する中核人材を、香川大学大学院地域マネジメント研究科の協力研究員として6か月間受け入れ、週1日は授業、4日は企業で業務委託契約により従事する。
 受け入れる中核人材については、1991年から全国で異業種交流促進やビジネスマッチングに取り組んできた協同組合全国企業振興センターが事務局を担う。地方での暮らしに関心を持つ40代〜50代が中心で、これまでに20代後半から60代まで幅広い年代からの応募があったという。マッチングする企業は、地元金融機関としての知見とネットワークを活かし、百十四銀行と香川銀行が窓口となる。


4月5日号

 ひきこもりや発達障害のある人を、農作業を通して学校や社会への復帰へと導く。
 そんな独自の支援を20年以上にわたり続けているのが、(一社)ポレポレ代表理事で「さぬきポレポレ農園」代表の松田 勝さんだ。
 松田さんが活動を始めたのは2004年。教職を定年退職後、これまで培ってきたカウンセリングの知見を生かし、「社会に居場所を失った人たちの力になりたい」との思いからだった。
 農園にはこれまで、北海道から九州まで全国各地から入所者が集まり、年齢は10代から50代までと幅広い。累計入所者数は210人に上り、そのうち200人が社会復帰を果たしている。今もなお、全国から入所希望の問い合わせが絶えない。
 入所者の背景は実に多様だ。いわゆる若者だけでなく、医師や大学病院の教授、弁護士など、社会的に高い地位にあった人が門をたたくこともある。ストレス社会といわれる現代において、発達障害の特性と環境のミスマッチが、年齢や立場を問わず人を追い込んでいる現実がある。表面上は順調に見えても、内面では深い孤立を抱えているケースは少なくない。


3月15日号

 四国化成ホールディングス㈱(丸亀市、渡邊充範社長)は2月19日、情報通信交流館e︱とぴあ・かがわ(高松市サンポート)で、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(以下、CVC)「SHIKOKUイノベーションファンド」設立に関する調印式および記者会見を開催した。
 同ファンドは、日本材料技研㈱(東京都)の100%子会社であるJMTCキャピタル(同)と共同で設立するもの。スタートアップ企業への投資や事業連携を通じて、新規事業の創出とオープンイノベーションの推進を図るのが狙いだ。
 四国化成ホールディングスは、「新規事業の創出」と「M&Aの推進」を成長戦略の両輪に位置付けているが、新規事業創出においては、組織的かつ体系的にイノベーションを生み出す仕組みづくりが課題となっていた。
 CVCは資本参加を通じて長期的・戦略的な関係構築が可能であり、事業環境の変化にも柔軟に対応できることから、有効な手段と判断。これまで機能材料事業で日本材料技研との協業関係があったことも、共同設立の後押しとなったと話す。


3月5日号

 高松空港㈱(小幡義樹社長)は2月10日に、高松︱釜山線(エアプサン)が3月31日〜10月23日まで期間運航すると発表した。運航日は、火曜日・金曜日・日曜日の週3往復。高松を19時35分に出発し、20時55分に釜山(金海)に到着する約1時間20分のフライトとなる。復路は釜山(金海)17時20分発、高松18時40分着。
 エアプサンは、2007年8月、アシアナ航空、釜山市、釜山市内主要企業の出資により設立された韓国の格安航空会社(LCC)。日本国内では6路線を運航している。高松空港と同時期に静岡空港でも期間運航される予定。
 釜山はソウルに次ぐ韓国第2の都市で、人口は約340万人。国際的な港湾都市として知られ、海のアクティビティが充実しているほか、ビエンナーレなどの芸術祭に代表されるアートと暮らしが融合した街並みや数多くのアート、美術館も魅力的。海岸線を走る海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパークスカイカプセル、賑やかな富平(プピョン)カントン市場、特産の機張(キジャン)カニや、甘辛のスタミナ鍋「ナッコプセ」など、多彩で新たなグルメも盛りだくさん。


2月15日号

 香川大学(上田夏生学長)は、総合的な診療能力を備えた医師の育成を通じ、地域医療の質向上を図る新たな拠点「かがわ総合診療医センター」の開所式および見学会を、1月26日、香川大学医学部(三木町)で開催した。
 かがわ総合診療医センターは、厚生労働省の「総合的な診療能力を持つ医師養成拠点の形成事業」の採択を受けて設立されたもので、香川県内で深刻化する総合診療専門医の不足や若手医師層の脆弱化といった課題に対応し、地域医療を支える人材基盤の強化を目的としている。入学前から卒業後、さらには生涯教育までを一貫して担う、総合診療医養成の中核拠点としての役割を担う。
 開所式は、同大学医学部管理棟でおこなわれ、地域に根差した総合診療医の育成を通じて、香川県の医療提供体制の一層の強化につながることへの期待が示された。
 同センターは、医学部再開発の一環として昨年5月に新営されたDRI先端医学研究棟内に設置されており、先端研究と臨床教育を融合した環境も特長だ。