ホーム刊行履歴

刊行履歴

4月15日号

 ㈱トライアルカンパニー(福岡県福岡市 石橋亮太代表取締役)は、四国地方初の店舗となる「スーパーセンタートライアル丸亀店」(丸亀市塩屋町1-8-22)を4月3日㈬にオープンした。同社の317店舗目となる丸亀店は、全国216店舗目のスマートストアとして、四国地方に新風を巻き起こす。
 スマートストアとは、世界初の小売に特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買い物カート「レジカート」等、サイネージトライアルが独自に開発したIoT技術やAIを導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にする店舗形態。
 「レジカート」とは、タブレットとバーコードリーダーを搭載したカートで、通常のレジを通さずに会計ができる、レジの待ち時間がないストレスフリーの買い物体験を実現する。丸亀店では「レジカート」を80台導入し、これにより同社の稼働台数は1万9500台となり、世界一の稼働台数となった。
 トライアル専用のプリペイドカードをスキャニングすることによりカートが使用できるようになり、消費者は商品のバーコードをスキャンしながら買い物をし、専用ゲートを通過する際にプリペイドカードのチャージ額から買い物金額が引かれるようになっている。またプリペイドカードに登録された顧客の属性、購買履歴等のデータに基づき、クーポンやおすすめ商品などが配信される。


4月5日号

 2025年3月の開館を予定する「あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)」のスペシャルアンバサダーとして、(公社)日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の初代チェアマンである川淵三郎氏が委嘱された。
 (公財)日本サッカー協会(JFA)や(公財)日本バスケットボール協会(JTL)などの会長を歴任し、現在は(一社)Entertainment Committee for STADIUM・ARENA(ECSA)の代表理事会長を務める川淵氏は、スタジアム・アリーナ運営の卓越した実績と知見を生かして、運営全般に関する各種助言を呈しながら、同施設や同施設利用団体の情報を全国各地に向けて発信していく。
 着々と工事が進む施設を眼下に望む会場で開かれた委嘱式では、施設設置者の池田豊人県知事から川淵氏へと委嘱状が授与された。
 指定管理者の香川アリーナコンソーシアムからは、代表企業である穴吹エンタープライズ㈱(高松市)の三村和馬社長が登壇し、現在の心境を披露。


3月15日号

 四国化成ホールディングス㈱(丸亀市 渡邊充範社長)のグループ会社である、四国化成建材㈱(丸亀市 眞鍋宣訓社長)は、㈱田窪工業所(愛媛県 黒田祐弘社長)、東洋工業㈱(高松市 河田浩喜社長)の協力のもと、中四国最大級の建材展示会「四国化成エキシビション2024」を2月29日、3月1日にサンメッセ香川にて開催した。
 同展示会は、「見る・触れる・学ぶ」をテーマに実施。
 会場には、アルミシステム塀(アートウォール)や防音フェンス、熱線遮断ポリカーボネートなどの商品に触れたり機能性を体験できるコーナーをはじめ、コンセプトモデルの施工事例が展示された。
 また、SNSやエクステリアCADの活用事例を紹介したセミナーも開かれるなか、多くの取引先や顧客、工事店関係者などが足を運んだ。
 開催にあたり眞鍋社長は「同展示会を通じて、▽現物を見て頂くこと▽今後の方向性を示していく▽お客様のご意見・ご要望をどこまで組むことができるのか、という課題を各自が役割を担いながら、春から始まる全国の展示会に向けてブラッシュアップしていくことが重要。


3月5日号

 ㈱百十四銀行(高松市)は2月19日開催の取締役会で、代表取締役の異動を決議。
 4月1日付けで、綾田裕次郎代表取締役 取締役頭取が代表権のない取締役会長に退き、森 匡史取締役常務執行役員が代表取締役 取締役頭取に昇格する。
 森常務は1966年11月生まれ。出身は多度津町。
 慶應義塾大学商学部卒業後、1989年に入行。明石支店長、営業戦略部長、執行役員経営企画部長などを経て2022年4月常務執行役員、同6月より取締役常務執行役員を務める。
 同行の頭取交代は7年ぶり。百十四グループは「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」を長期ビジョンに掲げており、若返りにより変革を進めていく。
 森常務は、「綾田頭取から引き継いだ総合コンサルティンググループの進化をしっかりと進めていけるよう、百十四グループ役職員と一緒に在任期間を全力で走り抜く。応援の力をキーワードに、成長を支援、応援している当行も自然と成長していく。こういった夢のある経営を目指していく」と語った。


2月25日号

 2月6日、トモニホールディングスグループ香川銀行(山田径男頭取)の取引先で組織する異業種交流組織、香川ニュービジネスクラブ(鎌田長明会長)の主催する2024年講演会・交流会が開催された。
 レクザムホールの講演会には、前大阪府知事・前大阪市長の松井一郎氏を講師に迎えた。大阪府議を経て2011年府知事就任。その後大阪市長、国政政党代表を務め昨春、政界を引退。メディア出演や講演、執筆活動等で活躍する。
 松井氏は約1500名の聴衆を前に「組織を束ねる力」と題し、政治闘争の裏話を語った。民間なら破綻状態にあった大阪を、まず固定費の見直しから始め、生まれ変わらせた経緯を説明。大阪の現状を作り上げたことには満足していると振り返った。
 また、自身が誘致に成功した大阪・関西万博についても触れ「超高齢化社会に必要となる、イノベーションや新たなサービスを生み出す目的もある」と期待感を込めた。
 講演会後、JRホテルクレメント高松に会場を移し交流会。
 来賓を代表し池田豊人県知事は「トモニホールディングスグループとともに、また皆さんとともに、良いゴール、景気拡大を目指して施策に取り組んでいきたい」とあいさつ。