ホーム刊行履歴

刊行履歴

3月15日号

 高い技術力をもって、ステンレス製タンク、熱交換器、真空機器装置、圧力容器等の製造を手掛ける㈱サンテック(青木大海社長)が建設を進めてきた新本社工場がこのたび竣工。3月31日より、日本を代表するモノづくり企業への挑戦が、新本社工場でスタートする。
 綾川町陶の旧本社工場から、国道32号線にほど近い綾川町羽床下2137-1へ移転。高松方面から32号線を西進すると、ことでん羽床駅を前に、左手に巨大な建造物が視界へと飛び込んでくる。ここがサンテックの新たな拠点だ。
 海外から受け入れる人材を含め誰もが、ものづくりの技術と精神を学ぶ場となるよう「サンテックラーニングセンター」と名付けた。
 敷地面積は約17055㎡。業務量の増加にともない移転拡充したもので、建築面積は約5480㎡。鉄鋼造で工場棟は1階、事務所棟は地上2階建、延床面積は約6327㎡。
 新本社工場は㈱齊籐正轂工房の設計、大和ハウス工業㈱が施工を担当した。香川県企業誘致条例に基づく助成措置対象施設の指定を受けている。


3月5日号

 ㈱タダノ(高松市)は先ごろ開催の取締役会で、氏家俊明代表取締役副社長の代表取締役社長・CEO昇格を決めた。多田野宏一代表取締役社長・CEOは代表取締役会長に就く。異動日は4月1日。
 氏家新社長は、東京都出身、1961年生まれ59歳。慶應大卒後、丸紅㈱入社。建設機械部長、経営企画部長、常務執行役員などを歴任、2018年より常務執行役員、輸送機グループCEOを務め、2019年4月タダノの企画管理部門付顧問として迎えられた。取締役執行役員専務を経て、昨年6月より現職。
 同社は1919年創業で、県内を代表する企業の一社。高松市出身の多田野益雄氏が北海道で溶接業を立ち上げた。
 多田野益雄氏は戦後、高松市藤塚町で㈱多田野鉄工所を設立。1950年代に油圧式産業機械の開発に着手、1955年に国内初の油圧式トラッククレーンを完成させる。1959年に本社工場を現在の高松市新田町に移転した。以来、国内外に生産・販売拠点ネットワークを拡大。建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などを展開する世界的メーカーへと成長した。1989年に現社名へと変更、この年度にグループ連結売上が初めて1千億円を突破。益雄氏から6代、創業家出身の社長が経営を担ってきた同社だが、今回初めて創業家出身者以外の経営トップを迎える。


2月25日号

  菓子製造の「ツジセイ製菓㈱」(高松市香川町川内原1591-1 田中大介代表取締役 営業統括、辻 健二郎代表取締役 製造統括)が、高松市番町にある関連会社のビルを改装し、初めての直販店を1月16日にオープンした。1階ではエッグタルトや土産菓子の販売、2階にはカフェ(近日開店)、3階は絵本の専門店を営業する。
 同社は観光用の土産菓子を中心に手掛けているが、新型コロナ感染拡大の影響で売上が落ち込んだのを機に、初めての直販店舗のオープンを決意。新しい状況に対応する戦略に舵を切った。
 これまで全国約200社と取引があり、同社の製品はパイ、クッキー、チョコレート等を中心に、北海道から沖縄まで全国各地の空港や駅、テーマパークなどで土産菓子として販売されている。
 初めての小売り店舗となった1階の「讃岐三白」では、和三盆糖を使ったエッグタルトのほか、自社ブランド菓子やコーヒーを販売する。
 エッグタルトは1個150円(税別)。手頃な価格ながらも店内の厨房で、ひとつひとつ丁寧に焼き上げる。焼き加減を徹底してこだわることで、絶妙なふわとろ食感を生み出している。生地は同社の得意とするパイ生地製造のノウハウを生かして練り上げ、サクサクした軽快な食感に仕上げた。


2月15日号

 トヨタカローラ香川㈱(高松市鬼無町是竹94 向井幸司社長 資本金4000万円)、ネッツトヨタ高松㈱(香西南町404-1 朝倉 一社長 同1000万円)は、持ち株会社の設立で合意した。
 将来にわたり安定した経営基盤を構築、地域社会への一層の貢献を目指す。
 トヨタカローラ香川の親会社 ㈱総合車両センター(高松市 向井幸司代表取締役)を「CNSホールディングス㈱」へと社名変更し、傘下に2社が兄弟会社として入り事業を継続していく。社名のCはカローラ、Nはネッツ、Sはシナジー。双方のアセットを活用し相乗効果を発揮するという意味を持たせた。社名変更は今年4月1日を予定する。
 持ち株会社設立の狙いは、人口減など社会情勢の変化、トヨタの全車種併売開始、CASEやMaaSの進展、トヨタのモビリティカンパニー宣言等の外部環境変化に対応し、一層の効率化・高CS・高生産性を実現、実践するための人材が育成できる経営基盤を早期に創り上げること。また、これまでにないモビリティサービスや社会的課題解決に向けた新しい販売店ビジネスの構築を進める。


2月5日号

 1956年に創業。産業機器の下請け工場を経て、設計から製造、メンテナンスまで自社一貫生産体制を整える圧縮梱包機メーカーとして確固たる地盤を確立した㈱クロダ(高松市香南町西庄1789)。
 紙、フィルム、繊維、金属など様々な素材向けに約250機種の圧縮梱包機をラインナップ。リサイクルの現場や製造工場、物流センターなどへ、ニーズに合わせカスタマイズした製品を納入し、ユーザーから高い信頼を得ている。
 国内外で活躍する同社製品は、メイドインジャパンの高性能、耐久性、メンテナンスのし易さで支持を集める。また自社一貫体制による柔軟な対応が強み。
 特殊機械の設計製作をしていた当時、県内の古紙回収業者から「印刷工場で発生する損紙を、コンパクトにして効率よく運搬したい」という相談を受けた。国内には小型の圧縮梱包機は存在せず、同社が初めて製品化した。そこで圧縮梱包機の将来性に注目した同社は1970年、専業メーカーへと舵を取る。以降、半自動化、完全無人化、PPバンド結束自動梱包機とラインナップを充実させ事業を拡大。
 1991には現在地へ新本社工場を新築移転。設備投資を積極的に行い、盤石の生産体制を整えている。