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百十四銀行の新春講演会に1000名の参加

 1月27日、百十四銀行主催の新春講演会がサンポートホール高松で開かれ、1000名が参加した。
 百十四経済研究所、百十四グループの協賛。114あぐら会、114たまも会の後援。
 豊かな地域づくりへの貢献、地域住民と多くのふれあいの場を持つことを目的に、1993年から続く同行の文化事業のひとつで、今年は元経産官僚で慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸 博幸氏を講師に迎えた。
 テーマは「地域活性化の鍵 〜ポスト2020に向けて今やるべきこと〜」。
 国内経済は「好調な世界経済に牽引されここ数年の日本経済は良かったが、昨秋の消費増税、キャッシュレスポイント還元事業が今年6月に終わることから、東京五輪後の景気は低空飛行が予想される」と分析した上で、「地方都市でも頑張れば人口増加、好景気にできる」と力説。
 そのためには、イノベーションやニューコンビネーション(新しい組み合わせ)が重要だと話した。
 新しい組み合わせを作るには、「過去の成功体験に固執せず環境変化に適応する、活性化のためヨソ者や若者の力を使う。地方の文化と環境を再生し人が来たくなる、住みたくする地に生まれ変わったヨーロッパの地方都市活性化を見習うべきだ」と話し「香川、四国には発展するポテンシャルがあり期待している」とメッセージを送った。



香川銀行がアパホテルの元谷社長を迎え講演会

 トモニホールディングスグループの香川銀行(本田典孝頭取)、同行取引先企業の異業種交流組織 香川ニュービジネスクラブ(穴吹忠嗣会長)の主催する新年恒例の講演会が1月22日、レクザムホールで開かれた。
 今回の講師はアパホテル取締役社長の元谷芙美子氏。トレードマークの艶やかな帽子姿で登場、詰めかけた1700名の聴衆の心を引きつけた。「私が社長です。」を演題に、夫でアパグループ代表の元谷外志雄氏との出会い、起業し住宅産業、分譲マンション、そしてホテル経営へと展開した人生を語った。
 講演会後、JRホテルクレメント高松で交流会があり、1000名が参加し新年の親睦を深めた。


タカハタ、中国銀行が高松市立三渓小学校へ備品寄贈

 株式会社タカハタ(高松市三谷町3234-10 高畑洋輔社長)は昨年暮れ、中国銀行(加藤貞則頭取)を引受先、財務代理人として『SDGs私募債「地域応援型」』1億円を発行。
 発行手数料の一部で高松市立三渓小学校(藤井浩史校長 児童数487名)へプロジェクターを寄贈した。
 1月21日、高畑社長、中国銀行高松南支店の藤澤宏文支店長らが小学校を訪問、藤井校長に目録を贈った。
 タカハタは1967年、電機設備関連の受配電盤などを製作する高畑電機として設立。その後FA機器の一貫生産を強化、2011年の社名変更を機に食品機械の設計・製造へ新規参入するなど、経営の多角化を進める注目企業だ。
 昨夏よりSDGs私募債の取扱いを始めた中国銀行では、取引先企業の地域貢献等を積極的に支援している。
 写真左より中国銀行藤澤支店長、タカハタ高畑社長、藤井校長


わははネットにNPO基盤強化資金を助成

 (公財)損保ジャパン日本興亜福祉財団(二宮雅也理事長=損保ジャパン日本興亜取締役会長)は2019年度NPO法人基盤強化資金助成先を決定。全国の助成先に対して贈呈式を開催している。
 同財団は、福祉及び文化の向上に資することを目的に、主として障がい者、高齢者などを対象として活動するNPO法人への助成、社会福祉の学術文献表彰、学術研究・文化活動の助成などに取り組む。
 今年度は社会福祉事業として、①障害者の福祉活動を行う団体向け自動車購入費助成(東日本地区)、NPO基盤強化資金助成として②住民参加型福祉活動資金助成(西日本地区)、③組織および事業活動の強化資金助成(同)、④認定NPO法人取得資金助成(全国)の4つのプログラムを用意し、助成対象先を募集した。①、②は昨年6〜7月に公募を終えており、今回助成したのは9月〜10月にかけて募集した③と④。
 ③は西日本15のNPO法人に総額977万円を助成。④は全国15団体に1団体あたり30万円を助成した。
 香川地区では、地域子育て支援に取り組むNPO法人わははネット(高松市 中橋恵美子理事長)が④の助成先に選ばれた。1月20日、損保ジャパン日本興亜高松支店の中川勝史支店長、福祉財団の渡部由里副長らが中橋理事長の元を訪ね贈呈書を贈った。


かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテスト開かれる

 地域産業と連携しビジネスアイデアを提案する調査研究をすることで、創造性とチャレンジ精神に富む人材育成を目的に1月11日、かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテストが開催された。
 平成17年度より続くコンテストは今回が第15回目、27年度より現在のコンテスト名に変更している。
 主催は同コンテスト実行委員会(梶 正司委員長)。
 高松大学多目的ホールを会場に開いたコンテスト。今年度は6校6チームが参加し、各チーム12分の持ち時間で研究結果を報告した。
 審査の結果、坂出商業高の商業科3年の9名が発表した「坂出に観光客を!!インバウンドによる地域活性化計画」が最優秀賞に輝いた。
 優秀賞には観音寺総合高の「観音寺の魅力ギューッと発信」、志度高の「かまたまプリン&人権啓発まんじゅう 〜食べて心優しく、うどん県スイーツ〜」を選出。特別賞の四国経済産業局長賞は坂出商業高、香川経済同友会賞は観音寺総合高、香川県中小企業家同友会賞には小豆島中央高を選んだ。三木高、小豆島中央高、高松商業高に奨励賞をおくった。