ホーム更新情報

更新情報

うどんと音楽がコラボ「うどんフェス2016」/歌手・渡辺美里さんヒット曲熱唱

 (公社)高松青年会議所の創立60周年を記念した事業として9月18日、うどんと音楽をコラボさせたイベント「うどんフェス2016」が、サンポート高松であり、県内外から多くのカップルや家族連れを集めて賑わった。
 イベントは、うどんの魅力を活かして観光交流人口の拡大を目指そうと高松青年会議所が企画し昨年初開催。今回は香川の伝統工芸品の展示販売も行うなど、アートの側面もプラスした。
 この日、多目的広場には、讃岐のB級グルメを販売するブースがズラリ。大型テント広場では、歌手・渡辺美里さんや、渡和久さん(風味堂)らのミニライブがありヒット曲を熱唱した。
 また、デックスガレリアでは、キッズダンサーらによるパフォーマンスが披露されたほか、小学生の子どもたちに瀬戸内の島の魅力を発信してもらう事業「少年少女島大使」(高松青年会議所主催)の発表会もあった。代表者は、「島はとっても良いところ。ぜひ足を運んでみてください」と、笑顔でアピールしていた。


「もっと意地を」記念講演に安藤忠雄さん/ 高松青年会議所が60周年式典

 若手経営者や企業後継者らで構成する(公社)高松青年会議所(鎌田長明理事長)の60周年を記念した式典が9月17日、サンポートホール高松3F大ホール(高松市サンポート)であり、自団体が高松の未来を創造していく決意を新たにした。
 高松青年会議所は今年6月5日で60周年を迎えた。今後は地域と連携しながら、社会貢献や地域の魅力創造など5つのテーマから成るビジョン「NEXT VISION60」を実現すべく活動に励む方針としている。
 この日の式典前には同会場で記念講演会も開かれ、招かれた建築家・安藤忠雄さんが、「地方都市の生き残りをかけて」と題したテーマのもと持論を展開した。
 会場はほぼ満席。講演で安藤さんは、「もっと『この目標や会社のために必死にやる』という意地が必要。その意地がないと地方都市は生きていけない」と訴求。自身は大学や専門学校に行かず独学の末、周囲から無理と思われていた建築士になったことを打ち明けながら、「いくら一流大学を出ていても、いつまでたっても建築士の試験に通らない人がいる。それは『絶対にやってやる』という強い気持ちと必死さが足りていないからだ」と指摘。
 その例えから、「まだまだ『地方だからしょうがない』とすぐに諦め、明確な目標を持っている人が少ない」と示唆したうえで、「これから自分たちが生きていく社会は、自分たちでつくっていかなければいけない。一人ひとりが今何をすべきかをよく考えてほしい」と強く訴えかけた。
 その後の式典には、県内外の青年会議所メンバーをはじめ浜田恵造知事ほか、大西秀人高松市長らが出席。開会宣言で幕を開けた後、鎌田理事長が登壇しあいさつ。高松青年会議所創立の精神を説明しつつ、OBへの感謝の念を述べながら、「高松の未来は青年である我々の手に委ねられている。新しい高松をつくっていくのは私たちだ」と、力強く決意表明した。


障がい者雇用の意識高まる/サンメッセ香川で合同就職面接会

 障がいを抱える求職者を対象にした「障がい者就職面接会」が9月13日、高松市林町のサンメッセ香川であった。面接会は、ハローワーク高松が毎年二回開いているもので、今回はその第一回目となる。
 この日、会場には香川県内に就業場所がある37の企業・団体(前年同時期38)が出展。採用担当者は、雇用条件や仕事内容等を丁寧に説明する一方、求職者も障がい状況を打ち明けるなどしながら、自分に合った就職先を探していた。
 雇用形態については依然として正社員求人は少なく、パートや非正規の採用枠が大半を占めている状況という。ある男性の参加者は、「正社員にこだわるとなかなか決まらない。互いの条件に合う仕事を探すのは本当に難しい」と、少し不安げに話していた。
 香川労働局の最新発表によると、県内の障がい者雇用について、全体の実雇用率は前年と同率の1.88%(全国平均1.88%)で過去最高。法定雇用率を達成している企業の割合は55.7%。全国平均47.2%を大幅に上回っている。


刑務所でつくられた家具や墓石など展示販売/高松刑務所で「四国矯正展」

 全国の刑務所内でつくられた製品を展示販売、受刑者の作業場なども一般公開する「四国矯正展」(高松矯正管区主催)が9月10日〜11日の二日間、高松刑務所(高松市松福町)であった。
 矯正展は、「社会を明るくする運動」の一環。刑務所に収容される受刑者らが、日々の生活を通じて更生復帰に励む姿をパネルや写真をつかって紹介し、社会に矯正行政の理解と協力を得ようと毎年開催している。今年で20回目。初日は約二千五百名の来場があった。
 期間中、会場には家具や漆器、革製の製品ほか、庵治石をつかった墓石等がズラリと並べられ、来場者は製品に直接手で触れるなどして品定め。「これ家に欲しい」と、特に小物製品は飛ぶように売れていた。売上金の一部は、犯罪被害者支援団体の活動費などにあてられる。
 同市から足を運んだ会社員の男性は、「家具にしても墓石にしても、本当にキレイで上手につくられている。受刑者がこんなにも素晴らしい技術を持っているなんて」と、驚きを隠せない様子で話していた。
 また、刑務所施設の見学では、受刑者らの作業場となる工場をはじめ、体育館や風呂場も自由に見て回れるよう公開。疑問に感じたことは近くの刑務官が丁寧に回答した。このほか、中央ステージでは、香川県警察音楽隊による吹奏楽などが催され会場は終日、多くのカップルや家族連れで賑わいをみせた。
 高松刑務所の担当者は、「施設では受刑者が社会に復帰しようと頑張っている。だから出所したときは、温かく迎えてあげてほしい」と、胸のうちの思いを明かした。


コープかがわが10月2日(日)に創立50周年感謝祭「生協まつり」

 (生協)コープかがわ(高松市 木村 誠理事長)は、今年5月に創立50周年を迎えたことを記念して、創立50周年感謝祭「生協まつり」を10月2日(日)に開催する。
 コープの取り組みを見て、食べて、体験して、メーカーや生産者、職員が交流できる場を提供することが目的。130を超えるブースが出展し、コープ商品などの展示即売や試食を楽しむことができるもので、掘り出し物やお買い得商品も多数用意されるという。
 当日はステージやフロアでも各種イベントを予定。サーカス団によるパフォーマンスやスタンプラリー、縁日コーナーのほか、お馴染みの「コープトラック」に乗っての撮影会なども実施。会場にはコープ共済のキャラクター「コーすけ」はじめ、「ことちゃん」など地元のゆるキャラが館内を散歩し、ステージでは勝ち抜きじゃんけん大会や撮影会も行う。
 会場はサンメッセ香川(高松市林町)。今年は大展示場に加え小展示場も使用し、50周年を振り返るDVDを放映したり、香川高専詫間キャンパスの生徒らによる子ども簡単ロボット教室なども開催される。時間は昨年より1時間延長して9時30分〜15時30分。入場料無料。問合せ0120-−4884-50