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東洋テックスが蓄光素材使用した誘導標識などを発売

 床板フローリング等製造販売の東洋テックス(株)(高松市 松原哲裕社長)は、太陽光や蛍光灯などの光を蓄えて発光する蓄光素材「ルナウェア」の総販売代理店となり、自治体や事業所向けに提案を本格化させる。
 取り扱うのは非常口のセーフティサイン(誘導標識)や災害時における避難場所の誘導標識など。有田焼の技術を応用し、蓄光顔料をガラスコーティングしているため火や水に強く、使用用途が広いことが特長だ。
 初期輝度が非常に高く、約60分間の蓄光・暗転後、12時間経過しても文字が読めるくらい光るという試験結果も出ている。従来の蓄光素材に比べ耐摩耗性・耐水性・耐薬品生・耐久性に優れ、半永久的に効果が持続するという。また初期投資のみで、ランニングコストがかからないという強みも持つ。
 「ルナウェア」の製造元はコドモエナジー(株)(大阪市旭区)。同商品は高輝度蓄光素材として高い評価を受けており、開発した岩本泰典社長らは第4回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞。セーフティサインは消防認定を取得するなど、注目度と実用性の高い商品だ。
 


「本当に助かった」約60台の車イス万全に/まんのう町の福祉施設でボランティア

 損害保険ジャパン日本興亜㈱高松支店(高松市紺屋町 坂本俊樹支店長)と、同社の代理店組織にあたるAIRオートクラブ香川支部(田所 基支部長)および、JSA中核会高松支部(池本誠一支部長)が手を組み9月4日、仲多度郡まんのう町の(福)優真会「ケアハウス かりんの郷」で利用される約60台の車イスを整備清掃するボランティア活動を行った。
 ボランティアは、社会に貢献しようと損害保険ジャパン日本興亜とAIRオートクラブ(自動車整備工場代理店)、JSA中核会(専業保険代理店)が、2001年頃からはじめたもの。現在は全国でも各地域の3社が協力し、病院や福祉施設を中心に同様の活動を実施している。
 香川県では2011年から取り組みをスタート。今回で6回目となる。
 この日、施設1階大ホールを実施場所に、各3社の代表者をはじめとした約60人のスタッフらが参加。開催にあたり、坂本支店長が「本業以外でもボランティアを通じて皆様のお役に立てるよう力を注ぎたい」とあいさつした。
 その後、「整備班」と「清掃班」に分かれて効率良く作業開始。まずは自動車整備を得意とするAIRオートクラブのスタッフらが車イスの空気圧ほか、ブレーキやネジの調節、フレームの歪みなどを念入りにチェック。前輪を一旦外し再び取り付ける際は、回転の滑らかさも十分に確かめた。
 メンテが終われば、清掃班のスタッフらにバトンタッチ。車イスをひっくり返し、タオルやブラシをつかって手の届きにくい車輪の回転軸までもピカピカに磨き上げた。
 同施設長の川口さんは、「すぐ見て分かるパンクにはその都度対応できるが、細かい不具合までは分からず不安も大きかった。本当に助かる」と、胸を撫で下ろした様子で話した。


厚労省の「ユースエール認定企業」/県内から2社プラス

 香川労働局(高松市サンポート 辻 知之局長)はこのほど、若者の採用や育成に積極的な企業を称える「ユースエール認定企業」に、(福)多度津福祉会(仲多度郡)と、四国交通共済協同組合(坂出市)を新たに認定した。多度津福祉会は県下で2番目、四国交通共済協同組合は3番目となる。
 ユースエール認定企業は、若者の雇用管理の状態などが優良な中小企業を認定する制度として知られ、厚生労働省が2015年10月から実施している。この認定を受ければ企業のイメージアップで優秀な人材の確保が期待できるほか、日本政策金融公庫から低利融資を受けられるなど多数のメリットがある。
 9月1日、その認定通知書の交付式が同局局長室で行われ、多度津福祉会からは奥田 潔理事長、四国交通共済協同組合からは三宅孝芳専務理事が出席。辻局長から各々に認定通知書が手渡された。
 式のなかで両者とも「認定を受けたことで若い人たちへのアピールにつながれば」と期待を述べた。