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「人も施設も絶対に変われる」/高松国際ホテルで川六の宝田圭一社長が講演

 県内外で5つの宿泊特化型ビジネスホテルを展開する㈱川六(高松市百間町)の宝田圭一社長を講師に迎えた「香川県プロフェッショナル人材戦略セミナー」が3月14日、高松国際ホテル(高松市木太町)で開かれ、宝田社長は、「やり方次第で人も施設も絶対に変われる」と強調した。 
 セミナーは、地域と企業の成長戦略実現を手助けする「香川県プロフェッショナル人材戦略拠点」の主催。平成27年12月に開設し、これまで多くの企業から人材に係わる相談を受け、プロフェッショナル人材のマッチング支援を進めている。今回のセミナーはその一環。
 この日、会場には企業経営者らなど約90人が参加。はじめに大熊智美課長(香川県政策部地域活力推進課)と、梅澤秀樹マネージャー(香川県プロフェッショナル人材戦略拠点)が、それぞれプロフェッショナル人材事業や同人材戦略拠点の活動内容について説明した。
 その後、宝田社長が登壇し、「人も施設も輝き出す川六の仕組み」と題したテーマのもと講演。宝田社長は、経営難に陥っていた川六を見事再生させ、軌道に乗せた改善事例を中心に紹介。「特別難しいことに挑戦したわけではありません。挨拶と掃除、電話対応を社員に徹底してやり続けました」とし、加えて、「今はお客様のちょっとした声もクラウドサービスをつかって全社員とタイムリーに共有しています」と解説した。
 また、社長と社員がコミュニケーションをとる重要性も訴え、「これが円滑になれば、お客様へのサービス改善にもつながる」と主張。一方、社員に対しては、社員同士で感謝の言葉を贈り合う「ありがとうカード」を取り入れ、数に応じて賞与に反映させ、モチベーションを上げていると説明。「得た利益はお客様と社員にどんどん還元する。これが私の理想」とした。


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