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お寺と福祉施設をIT技術でつなぐ「オテライン」始動

 お香製造・寺院用品販売の㈱一(高松市宮脇町 岩佐一史代表取締役)と、㈱アムロングループのIT企業㈱イノベイト(高松市末広町 井上幸照代表取締役)は、お寺と福祉施設をオンライン中継でつなぐサービス「OTELINE(オテライン)」を10月29日から開始した。感染症対策による外出制限中の入居者に楽しいひとときを提供している。

 近年供養業界が衰退するなか、コロナ禍で法事や参拝者がさらに減少していることから、寺社などでIT導入による社会問題解決に貢献したいとの考えがあったイノベイトと協力。岩佐氏は、「お寺と一般の接点が途切れると、戻すことは困難。お寺のIT化を急ぐべき」と危機感を表す。

 この日、高野山讃岐別院と老人福祉施設でオンライン中継を実施。お寺に訪問した岩佐氏がクイズ形式で仏教解説などを行い、参加者と双方向のコミュニケーションを図った。臨場感あふれる趣向を凝らした取り組みに、参加者からは「映像でお寺に連れて行ってもらえた」と喜びの声があがった。

https://www.oteline.jp/


右 ㈱一 岩佐一史代表取締役、左 ㈱イノベイト 宮本崇平取締役


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