ホーム更新情報経済ニュース

更新情報

高松丸亀町商店街に有機無添加の産直市場オープン

 再開発が進む高松丸亀町商店街にあって、これまで弱いとされてきた“食”を切り口にした新しいスポットが誕生した。無添加、減農薬、無農薬にこだわった商品を、生産者から直接仕入れて販売する「丸まるマルシェ」(高松市丸亀町13-3 参番街東館1階)だ。
“からだにやさしいたべもの”がコンセプト。肉、野菜、魚介、米、麺類、砂糖、醤油などを中心に、天然洗剤・石けんまで幅広く販売する。こだわりの品揃えを特徴としており、県内の有機野菜農家と提携した産直野菜や、瀬戸内産の魚介類、オリーブ牛などを取扱い。さらにスタッフらが県内外の生産地や工場に出向き、徹底的な調査のうえで取扱いに至った無添加調味料などグロサリーを幅広くラインナップ。県産の生鮮品、名店の商品を中心に、約30%は県外からも仕入れているという。
 「丸まるマルシェ」は今後、同商店街が核テナントとして、再来年には着工予定の市場のパイロット店としての位置づけから、その動向を見極めながら計画を具体化していくことになる。
 店内には、マルシェで扱う食材を使ったカフェ「マスカレード」も併設。ランチ(800円)はメイン料理とデザート以外のサラダ、ご飯、スープ、副菜はおかわり可。米も含め、当日使用している食材の産地や、“有機栽培”“無農薬”などの情報も開示して公表する徹底ぶりだ。
 営業時間は丸まるマルシェが10時〜20時、マスカレードが7時〜23時。


『希少糖研究発祥の地』に記念碑建立

 1991年、香川大学 何森 健教授等らの手により、果糖を希少糖(D-プシコース)に変える酵素を作る微生物が、三木町にある香川大学農学部敷地内の土壌で発見された。この酵素を用いた全希少糖生産戦略図が構築され、希少糖の生産技術の開発が進んだ。
 本日、希少糖研究発祥の地となった香大農学部に記念碑が建立され、香川県 浜田恵造知事、三木町 筒井敏行町長ら関係者を集め記念式典が開かれた。
 記念碑は農学部キャンパスのほぼ中央に位置する池戸会館の隣接地に建立。素材は庵治石で、趣旨に賛同した松谷化学工業とレアスウィートが寄贈した。
 また、香大農学部では、地域資源学シリーズの新科目として「希少糖学」を今年度後期に開講する。松谷化学工業、レアスウィート、香大医学部・工学部、香川県の関係機関等の産学官連携により、多彩な講師陣が担当する全学部の学生が受講できる講義とする。


丸亀市で「お姫様だっこ選手権」/カップルと夫婦、愛を再確認

 美や恋愛、結婚など、女性が憧れる夢を叶えようと綾歌総合文化会館アイレックス(丸亀市綾歌町)で7月5日、第5回目となる女性中心のイベント「夢っ姫フェスタ」が開かれた。
 このイベントは、さぬき婚活支援協議会(脇光雄理事長)と、丸亀市福祉事業団が企画したもの。両者はこれまでも婚活に関するイベントなどを積極開催している。
 同日、会場の小ホールには、エステサロンやメイクの体験、ウエディングドレスの試着などができるブース約15店。別室では、恋占いが受けられるブースも用意された。
 さらに会場の外には、スイーツや雑貨品を販売する物販コーナーがズラリ。訪れたカップルや夫婦らで終日、賑わいをみせた。
 今回、目玉となった催しは「お姫様だっこ選手権」。3分間、お姫様だっこして何m進めるかを競い合うというルールのもと、18歳以上の恋人や夫婦ら8組が参加。その競技の結果、400mという群を抜いた記録を打ち出した髙橋宏一さん(28歳)ペアが優勝した。
 髙橋さんは、「お姫様だっこを普段することがない分、参加したことで愛が一層深まったように思う」とコメントし、夫婦ともに清々しい笑顔だった。このほか、親子で野菜をどれだけ袋に詰められるかを競う催しもあった。
 脇理事長は、「これからも女性が輝けるイベントをどんどんと企画したい」と、意気込みを話している。
 次回は、高松市香川町にある結婚式場「アンジェフィオーレ」で、“美”をテーマに7月20日、「夢っ姫パーティ」が開かれる。時間は10時〜17時を予定。美しさを追求したい女性は必見だ。
 問合せ等:087−868−2893(さぬき婚活支援協議会)


高松市出身の天才ピアニストを招いた演奏会に観客うっとり/松田華音さん、腕前披露

 高松丸亀町壱番街前ドーム広場で7月4日、ロシアを中心に活躍する高松市出身の天才ピアニスト、松田華音さんを招いた演奏会「わくわく夢舞台コンサート」があった。
 このイベントは夢を追いかける各地の子どもたちを支援しようと、あなぶきグループ全26社が共同で取り組んでいる文化活動「あなぶキッズプロジェクト」の一環。今回は、音楽活動に特に力を入れている(一社)街角に音楽を@香川(鹿庭弘百代表)と共同企画し、実現に至った。
 同日、広場は満席。はじめ県内でピアノを日々練習する一般の小中学生ら16人が各自得意とする曲を発表した後、松田さんが広場に姿をみせ、その腕前を披露。チャイコフスキーなどの楽曲を弾く華麗な鍵盤さばきと音色に、観客らは心を奪われていた。最後は松田さんの伴奏で「こどものせかい」を合唱した。
 松田さんの演奏を間近で聞いていた主婦は、「ピアノを聞いて身体がゾクゾクしたのははじめてです」と、感銘を受けた様子だった。
 明日の5日には、「松田華音&ミハイル・プレトニュフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団」(アルファあなぶきホール主催)が、高松市玉藻町のアルファあなぶきホール大ホールで盛大に開かれる。開演は19時〜(開場は18時半)。


安全に対する意識を新たに/谷口建設興業が平成27年度安全大会を開催

 谷口建設興業㈱(谷口邦彦社長)と、同社安全協力会(岩本和敏会長、㈱岩本ガラス社長)は7月1日、高松市上林町の本社を会場に、「平成27年度安全大会」を盛大に開いた。
 この大会は、同社とその協力会社が一堂に会し、作業などで守るべき安全の基本事項を再確認して災害をなくそうと毎年開かれているもの。今年度は、「危険の芽 見る目 気づく目 予知する目 みんなで築こう ゼロ災職場」を新スローガンに掲げ、安全に対する意識を新たにした。
 同日、会場には同社スタッフをはじめ、協力会社の関係者ら約180人が出席。
 大会委員長として、あいさつに立った谷口社長は、「前期は公共工事の受注もあり、50億を超える完成工事となった。今後も信頼ある施行、品質をお客様に提供する地域の建設会社として、協力会社の皆様にも安全第一に、十分な施行体制を整えていただき、引き続き支援をお願いしたい」と呼び掛けた。その後にあった安全優良協力業者の表彰では、㈱岩本ガラス、土讃総業㈱(肥本辰五社長)、和泉電気工事㈱(和泉和也社長)の3社が選ばれ、各代表者に谷口社長から表彰状が手渡された。
 このほか、今年の安全講話には、社会保険労務士法人合同経営の林哲也氏を招き、「もう一つの『安全措置』マイナンバー危機への対応策」と題したテーマで話しを展開。
 個人や法人に1番号を割り振り、不正防止に活かそうとするマイナンバー制度であるが、数多くの個人情報を登録するため、外部から意図的に狙われやすくなることを指摘。マイナンバーの仕組みや危険性、導入後の対策などを丁寧に説明しながらも、一番の安全措置は、「マイナンバー制度そのものを中止にすることが確実だ」と訴えていた。