ホーム更新情報経済ニュース

更新情報

1日3回限定の「プレミアムパンケーキ」が大人気/パンケーキ専門店「gram」

 高松市丸亀町商店街に5月15日、大阪が発祥地のパンケーキ専門店「gram(グラム)高松丸亀町店」がオープンした。所在地は高松市丸亀町2-13丸亀町弐番街3号館3F。
 四国で第一号店。オープン以来、特に20代〜30代の女性から注目を集めている同店の一日来店数は平日で約250人、休日になれば300人を超えるという。店の前に長蛇の列ができることも珍しくない人気ぶりだ。
 店舗面積は約90坪。白を基調とした清潔感と開放感溢れる空間に仕上げており、約90席を用意している。
 メニューは、「クラシックパンケーキ」(700円)や、「プレーンフレンチトースト」(800円)、「BLTサンドイッチ」(900円)、「プレミアムパフェ」(850円)など約15種類。そのなかで、ダントツの人気メニューが「プレミアムパンケーキ」(950円)だ。
 独自の製法でつくられたフワッフワの厚焼き生地を三段に重ね、特製のシロップとバター、生クリームを染み込ませて食べる。口のなかでサッと溶けてしまうフワフワ食感がやみつきになり、来店客を次々と虜にしているようだ。
 このパンケーキは11時、15時、18時の、一日三回限定で販売。しかも各時間一回につき30食までとなるが、毎回完売している状況。すでに大阪など県外のgramで味を占めた四国4県のファンたちも、この味ひとつを求めて高松店に足を運んでいるらしい。 
 同店スタッフの筒井裕子さんは、「はじめて大阪の本店で食べたとき、心の底からおいしいと思いました。このパンケーキを食べるためだけに、また大阪に行ってもいいと考えたくらいです。この感動の味を一人でも多くの方々にお届けできれば」と、自信たっぷりにアピールしていた。
 営業時間11時〜21時※20時ラストオーダー。不定休。金額はいずれも税込。問合せ:087-813-1369


1棟貸しステイの「北浜住吉」、イベント等でも好評

 北浜alleyの一角にそっと佇む「瀬戸内ステイ 北浜住吉」。築100年の町家を再生した、一日一組の一棟貸しステイだ。運営するのは、北浜alleyの仕掛け人、井上商環境設計グループの(株)瀬戸内ステイ(井上雅子社長)。
 昨秋開業し、今年4月に法人化。島巡りなどに訪れる県外客もさることながら、地元客の利用も非常に多いという。「お茶会や会社の周年記念パーティ、演奏会などのイベントで日中に利用される方が増えてきた。また宿泊付きのミニ同窓会や食事会といったご利用も多いですね」(井上社長)
 食料品はすべて持ち込み制。キッチンや冷蔵庫、IH調理器などもあるため調理も可能だ。建物内は古き良き時代の日本を彷彿とさせる、どこか懐かしい落ち着いた和の空間。8畳間、6畳間が各1室、4畳間2室。ホテルや旅館のような食事やサービスは提供していないため、“我が家”のように気兼ねなく使えることも人気の秘訣だ。
 宿泊は一棟2万円(税抜)で、4人を超える場合は1人につき2,000円〜。日中のイベント等での利用は、平日が一日8,000円、土・日・祝は同10,000円。半日の利用にも対応できる。所在地は高松市北浜町4-14。問合せ087-821-1810(http://www.kitahama-sumiyoshi.com/)


立ち乗り二輪車ロボットの取扱いを開始

 ネット上で仕入れができる「卸売ネット スーパードラゴン」を運営する四国マホービン(株)(高松市屋島西町 上村光男社長)は、話題商品の「ナインボット『エリート』」の取り扱いを開始した。
 二輪車タイプの立ち乗りロボットで、もとは米国の“セグウェイ”が発売していたが、4月に中国のナインボットが買収。輸入元を介して、同社は中四国地区の総代理店として販売店向けに卸売を行う。
 同商品は次世代プレミアム移動手段として高い注目。アクセルやブレーキはなく、乗るためには若干の練習が必要だが、慣れれば体の重心移動で前後左右に思いのまま動かすことができる優れもの。約4時間の充電で20Km走行できる。
 現段階では公道では使用できないが、「走行安定性が高く、工場・倉庫内の移動やテーマパーク、公園、警備などでの需要が見込まれ、引き合いも増えている」(上村社長)と手応え。「注目度が高いため、イベント会場等での試乗会開催などで集客の呼び水にもなるのでは」と期待を寄せている。
問合せ087-841-5888(http://www.shikoku-net.jp)


「空き家管理舎オンライン」のビジネスパートナーを募集中

 全国的に増加する空き家を適正に管理する「空き家管理舎」を展開する(有)山下建設(観音寺市 山下裕二社長)は、Webサイトを使った「空き家管理舎オンライン」をオープンするとともに、ビジネスパートナーを募集している。
 同社では、様々な理由で空き家となった物件の管理を数年前に事業化。契約先の空き家を巡回・チェックし、写真や報告書を郵送するなどして対応してきた。
 しかし、「巡回から報告までのタイムラグが発生するため、台風など有事の際にはお客様が心配され、報告書も一方向型となることが多かった」(山下社長)ことの改善を目的に、オンラインでの対応をスタートさせたもの。
 事業者にとっては毎月の巡回や臨時巡回の報告書作成はパソコンやスマートフォンから簡単にでき、巡回後に車内から報告できるため、事務作業の軽減とタイムリーな報告を実現。さらに作成した報告書に、連絡事項やコメントを書き込めるため、お客との双方向型のコミュニケーションも可能とするなど、事業者、利用者の双方にとってメリットのあるものとなりそうだ。
 なお同社では、ビジネスパートナーを募集中。現在全国で12〜13県に広がっており、会員らは知識の共有化を図るとともに、eラーニング等を使って管理士の育成と全国統一でサービスを提供できる体制を構築する。
 また「管理物件まで一時間程度で行けることが理想」として「香川県内では3〜4社のビジネスパートナーを募りたい」としている。問合せTEL0875-52-2064


通常総会で今年度の事業方針決める/県中小企業団体中央会

 県内の協同組合等の中小企業連携組織を支援する唯一の専門機関「県中小企業団体中央会」(国東照正会長)は6月9日、高松市木太町の高松国際ホテルで通常総会を開き、昨年度の事業報告や本年度の事業計画など5議案すべてを可決した。
 この日、同会の会員や来賓ら約130名が出席。本年度の主な事業計画には、26年度の補正予算事業として、ものづくり・商業・サービスの分野で革新的な取り組みに挑戦する中小企業らに対し、試作品や新サービスの開発、設備投資の支援を継続して行う。
 また、地域の子どもらを対象に、電気実験やコケ玉づくりなどのワークショップを取り入れて地場産業をPRするイベント「第二回さぬき産shokuフェスタ」を9月27日、サンポート高松の多目的広場で開催する。主催は同会青年部。一回目は平成25年11月に開かれ、来場者約7500人を集めた。
 なお、今回の総会があった日から二年間、引き続き国東照正氏(県信用組合理事長)が同会の会長を務める。