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四国ドックが進水式を開催

 船舶の新造・改造・修繕に務める四国ドック㈱(高松市朝日町1-3-23 宗田 勝社長)は、冷凍運搬船(650,000cf型)の進水式を11月28日、盛大に開催。
 同日、式典には関係者含め地域の人や親子連れの見学者等が足を運び、勢いよく進水する同船の様子を見届けた。



東大阪モノづくり親善大使 青木氏を招き盛大な講演会開催

 高松信用金庫(蓮井明博理事長)はこの度、平成28年度経営者講演会を開催。
 講師には、東大阪モノづくり親善大使の青木豊彦氏を迎え、「技術を世界に!町工場社長のものづくりと職人魂」をテーマに会場を賑わせた。
 青木氏は、大阪府出身の㈱アオキ会長。中小企業が、当初八千社集まるモノづくりの町、東大阪で「メイド・イン・東大阪」の人工衛星を打ち上げようと計画をスタートさせた中心者。
 2005年に東大阪市モノづくり親善大使を拝命し、08年に有限責任事業組合航空宇宙開発まいど設立。09年に、種子島宇宙センターより国産ロケットH-ⅡAで人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功する。
 講演では、「ヨーロッパ、アメリカでの創業100年を迎えている会社はそれぞれ80社程度であるが、日本は昨年末時点で約2万7000社が存在し、これは世界に向けて大いに誇れること」
と熱く絶賛。
 人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功したことについて、東大阪に若者を集める手段だったと述べる。
 「逆境に見舞われた時に愚痴を溢すことは、自己満足であって決して前には進まない。
 また、どんなに名が売れていない会社でも、社員が誇りを持てる会社こそが将来的に勝負の分かれ目となる。誇りに想える社員がいることが、堅実な経営を確実に歩む秘訣である」
と自身の体験をもとに、関西人らしいユーモア溢れるトークで会場を大いに盛り上げていた。



栗林公園で現代アートとスイーツのコラボ

 栗林公園にて、庭とアートとスイーツを一度に楽しむことができるイベント『甘庭』が開催された。
 同イベントは、瀬戸内国際芸術祭2016「東京藝術大学×ロンドン芸術大学国際共同プロジェクト」や、日本で最も高品質と言われる庵治石等で作られたアート作品「石あかり」の特別展示の鑑賞とともに、県産品にこだわったスイーツが参加者に用意された。
 参加者は、商工奨励館2階にあるジョージ・ナカシマのデザインした家具で休憩を取りながら、季節の県産品を用いたオリジナルスイーツを嗜んでいた。
 また、庭園には16点ものアート作品が展示され、従来にない園内の魅力を発見できるガイドツアーで、参加者を魅了していた。



瀬戸内国際芸術祭2016、秋会期開幕

 現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2916」の秋会期が10月8日に開幕した。
 秋会期では、香川県西部の4島(本島、高見島、粟島、伊吹島)が新たに会場に加わる。
 春会期は25万人、夏会期は40万人と、海外・県外観光客を主に、前回よりも勢いを強める同芸術祭。
 今回は、食プロジェクトの一環とし、瀬戸内の新鮮な食材、また食に代表される島の文化や生活などの地域の魅力を五感・味覚を通じて感じる「味わえるアート」として来場者に提供する。
 会期は11月6日(日)まで。高松港周辺11島13会場にて開催。