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12月15日号

 磁気治療器製販の㈱ホーコーエン(宇多津町 黒川武彦社長)はこのほど、本社兼工場を新築移転。社名もメーカーとしてのブランド強化を図るため、旧社名の芳香園商事㈱から変更した。
 新本社の所在地は綾歌郡宇多津町2628-998。宇多津町北部、大橋団地の北側に位置する。
 海に面した敷地は約1000坪で、延床300坪の平屋建ての本社兼工場を整備した。総投資額は約3億円。
 生産能力は旧本社工場(宇多津町浜五番丁)の約十倍となり、月産一万台の製造が可能になった。
 同社は医療品他製造販売の芳香園製薬㈱(宇多津町)の事業開発部門より独立し、平成7年に設立。自社開発の磁気治療器を製造するとともに日本国内、アメリカや東南アジアをはじめ海外で販売し、順調に業容を拡大してきた。
 同社の主力商品は、平成9年より販売する交流磁気治療器「リラクゼーションパーク」シリーズだ。


12月5日号

 (一社)香川経済同友会(乾 篤之代表幹事)は、11月20日、リーガホテルゼスト高松にて、トルコ・ドバイ経済視察団2012の報告会を開催した。
 今回の視察は、10月21日から10月30日の10日間、同団体の代表幹事の乾氏を団長にカッパドキア、ドバイ、イスタンブール、アブダビなど中東の4都市を訪問。計18名からなる視察団が派遣された。 
 報告会では、乾団長(大豊産業㈱代表取締役社長)が挨拶に続いて、「トルコ・UAE経済視察総括」というタイトルで報告したのを皮切りに、三井物産㈱四国支店長の岡村和樹氏、㈱百十四銀行の渡邊智樹代表取締役頭取、㈱プラスワンインターナショナルの新開 功取締役会長、百十四リース㈱川村延廣代表取締役社長など計13人が、一人約8分の持ち時間で報告した。


11月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、減益となった平成25年3月期中間期(平成24年4月~9月)決算(単体)を11月9日に発表した。
 経常収益は、貸倒引当金戻入益計上による経常収益の増加があったが、市場金利の低下などによる「資産運用収益」の減少などの要因もあり微増の338億2300万円(前年同期1.1%増)を計上。
 次に経常利益は、与信関係費用が減少したものの、株式等償却(減損)の増加などによる有価証券関係損益の減少が大きく響き、39億6300万円(同20.9%減)となった。
 その結果中間純利益は、23億4100万円(同27.5%減)と、厳しい結果をもたらした。
 銀行の本業のもうけを表すコア業務純益は、「経費」の減少による利益の増加はあったものの、貸出金利息の減少による「資金利益」の減少等が響き79億6400万円(同3.7%減)を計上。


11月15日号

 中国銀行グループの証券会社として展開中の中銀証券㈱(岡山市北区本町2-5 剱持 一社長)は、四国地区への橋頭堡として高松支店を来春3月上旬に開設する予定である。
 現在は岡山市内に本店を擁しているほか、福山支店、津山支店の3店舗で営業を行っている。
 香川県下には中国銀行の支店も多くあり有力顧客にも恵まれているため、早い段階から高松への出店を準備していたもの。
 銀行と証券のコラボにより金融ネットワークを拡充するとともに、証券の取引顧客に身近な利便性を提供するものである。
 所在地は、中国銀行高松支店四階(高松市丸亀町3-6)で、スタッフは一応6名を予定。
 営業開始は3月上旬としているが、正式の日取りは未定、支店長人事もまだ発令されていない。
 証券業務への進出は昭和19年8月。


11月5日号

 香川県が販路拡大に力を注ぐ、県のブランド牛「オリーブ牛」のマカオへの輸出が決まり、郷東町の高松市食肉センターで18日、出陣式が開催された。
 この日、輸出の第1弾として出荷されたのは、1頭分のロース肉38キロ。福岡空港から空輸でマカオへ運ばれた。この空港への輸送車の出発を前に、浜田知事、大西市長、平木県議会議長をはじめ80名程の関係者が集まり、テープカットなどをして、初陣を祝った。
 中四国でマカオ政府から輸出用牛肉の処理施設として認定を受けたのは、同センターが初めて。
 今年2月、大阪で開かれた「さぬきうまいもん祭り」をきっかけに県食肉事業協同組合連合会や県農協などでつくる讃岐牛・オリーブ牛振興会が、オリーブ牛の消費拡大海外販路開拓に取り組んだ。