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6月25日号

 昨年2月に初めて設けられた香川の食のアンテナショップ「さぬきダイニング」に、5月、新たに4店舗がこの認定を受けた。
 新たに認定を受けたのは、以下の4店。
▼ALICE IN TAKAMATSU by QUEEN ALICE(高松市サンポート2番1号 マリタイムプラザ高松タワー棟30階 TEL087-823-6088)
 香川県産の素材を取り入れた、地中海沿岸のフランス郷土料理が楽しめるレストラン。


6月15日号

 日銀から招いた蓮井明博氏がまだ着任一年余しか経たない中で、伊賀理事長が退任を決断するにはどんな背景があったのか。
 普通ならまず二年以上業務を経験しなければ、トップの座を任すことはできかねる。重いポストであるだけに熟慮の末決めたわけだが、予想以上に蓮井氏の評価が高かったわけでもある。これが第一の理由ではなかろうか。
 物事に慎重な伊賀氏の性格からしても、今回の承継は予想より早かった。この裏には蓮井氏の業務への取組みが意欲的であり、役職者、職員、そして外部の取引先に至るまで、真底から全幅の信頼を得ていたことが決断の背景にあったのでは。
 適材適所の人財というのはなかなかいないものだが、蓮井氏は地元出身であるプラス面もさることながら、日銀出身という金看板を表に出さず、高信の人間になり切って職員と接し、気軽な性格で交流を図ってきた。


6月5日号

 (一般社)香川経済同友会は5月29日、平成24年度の通常総会を開催した。会場のJRホテルクレメント高松には、136名(委任状174名)の会員が出席した。
 まず今年度、代表幹事を務める乾篤之氏が挨拶。昨年の東日本大震災における支援活動への感謝を表したのち、厳しかった企業環境を振り返るとともに、同友会の存在意義を再確認し、各種提言活動をタイムリーに行うため、後述する7つの取組に力を入れていく方針を申し合わせた。
 その後は議事に移り、平成23年度事業報告、同収支決算、同監査報告、役員選任、24年度事業計画、同収支予算について審議を行った。


5月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、減収増益となった平成24年3月期決算を発表した。
 まず単体業績は、経常収益678億9700万円(前期比1.8%減)、経常収益125億2500万円(同93.2%増)、当期純利益58億5300万円(同19.7%増)を計上。一株当たりの年間配当金は7円。
 本業のもうけを示すコア業務純益は、経費(システム投資等物件費)の増加により、157億6600万円(前期比11.3%減)となった。
 次に連結業績は、経常収益769億4500万円(前期比2.3%減)、経常収益140億7500万円(同72.3%増)、当期純利益58億1300万円(同11.6%増)を計上。
 経常収益減収の要因は、市場金利低下に伴う資金運用収益の減少及び国債等債券売却益の減少が大きい。
 次に経常利益は、不良債権処理費用の減少、償却債権取立益の計上、株式償却(減損)の減少などにより大幅に伸びた。


5月15日号

 5月3日、高松市常磐町商店街の旧高松OPA跡地に、高松いろは市場」がオープンした。施設は2004年に閉店したOPA跡地のビルの1階部分(床面積約2千㎡)を、事業費約1億6千万円をかけて改装。テナント用整備区画、約40のうちテナントの9割が飲食店とする屋台風の商業施設。この日は、全体の6割にあたる、22店舗での営業開始となった。
 モデルとなった高知の「ひろめ市場」の設立に携わった岩目一郎氏と、ビルを所有する常磐興業(高松市常磐町一蝟九蝟一 溝渕宏治代表)、紳士服販売の一や(高知市)が事業体として運営会社「㈱街援隊」(高松市常磐町一蝟四)を設立し、運営を担当している。
 テナントは地元香川からの出店が大半を占める。移転や他店舗展開での入居店だけでなく、同施設のオープンを機に独立や開業する店も多い。残りの一部が、高知や兵庫等県外からの出店。今後、6月に4区画、その後6区画を加え、7月20日には全40区画がフルオープンの予定。