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2月5日号

 新鮮市場きむら(高松市太田上町 木村宏雄社長)の取引業者会きむら会は1月15日、新年会を開催。木村社長は挨拶で、今年は香川県内で2店舗出店することを発表した。
 年々出席者が増えていることから、会場をJRクレメントホテル高松に変えて、今年は実施。取引業者ら324名は一体となって同チェーンを支えていくことを誓った。
 開会の辞は、谷本憲秀きむら会理事長(㈱タニモト会長)が担当。
 来賓祝辞は高松市議の三笠輝彦氏と岡下勝彦氏、遠山誠司トモニホールディングス㈱社長が登壇。次いで竹内信夫きむら会会長(旭食品㈱副社長)が挨拶し、昨年は香川一店と岡山二店を新規出店した同社の成長力を称えた。


 挨拶に立った木村社長は、
 「昨年は7月に玉島店、10月に白鳥店、11月岡山福成店を開業し、計画通りに推移している。岡山に関して言えば、五店舗しかないため知名度が低く開店時の盛り上がりは香川に比べ劣るものの、一年経過しお客様が定着した頃、伸びるのが特徴だ。
 今年は国分寺店の改装中であり、また香川県下で二店舗の出店を決定している。来年の出店計画も準備中だ。
 当社の新年会はこのように大規模なものとなって5回目だが、30年前から社員・パートの十人ほどでこぢんまりとやってきた。今日の当社があるのは、お客様はもちろんのこと、取引先や市場および生産者、そして社員のおかげだ。
 皆さんに報いるには、売上を伸ばし、共栄の関係を築くことが第一と考えている。店舗網の拡大はそのためのものであり、販売量を拡大することで農畜水産の生産者の安定経営と活性化に貢献したいのが私の願いだ。
 おかげさまで今28年8月期の業績は前年同期比で、既存店が105%、新店を含めると115%と好調推移している。190億円を目標としているが、新規出店二店が加われば200億円の大台を突破することができる。
 当面は三百億円を目標に、店舗・従業員の魅力を高めていくので、引き続きご支援をお願いしたい」と呼びかけた。
 また同社は初の物流拠点を、今年整備する計画。香川・岡山の店舗への配送効率を高め、価格還元や利益率向上、取引先の負担軽減を目指すという。 
 広島県のスーパーエブリイの高松出店計画を受けて、四国のスーパー各社は迎撃体制の強化が急がれる。新鮮市場きむらでは、〝生鮮食料品で圧倒的な力を持つ〟ことで、生活者の支持を一層盤石なものにしていく方針だ。
 新鮮市場きむらは香川・岡山で17店を運営。27年8月期の売上高は162億円、従業員数は現在970名。  http://www.skimura.jp/


目次

  • トップに聞く
    塩江温泉旅館飲食協同組合 理事長 松岡耕三氏
  • 今年県内で2店のオープンを新年会で発表 新鮮市場きむら
  • 住宅展示場を本社西隣に今春新設 ㈱ユーリックホーム
  • (公社)高松青年会議所が新年会、新しい高松創造に向け抱負
  • 高松観光コンベンション・ビューローが観光プロモーション事業を募集中
  • 宇多津町水族館計画に大成建設・ウエスコが参画
  • 高校生ビジネスアイデアコンテスト、最優秀賞は坂出商業高校
  • 「大坂塾」、香川会場での開塾は今年が最後
  • 新春賀詞交歓会に200名が参加 高松観光コンベンション・ビューロー
  • 家庭的な料理とコーヒーの「Kitchen Cafe Ai」がオープン
  • 平井卓也衆院議員、音楽活動でもマルチな才能を発揮
  • さぬき映画祭2016の詳細を発表、豪華ゲストが連日香川に
  • ZOOM UP!!
    遠来の観光客に満足感を与える万全の受入れ態勢を
  • 山本三紀の食でつながる
    あん餅雑煮を名物料理にしたい
  • ビジネスマン心得帖⑨
    リタイア後の幸せな余白も道後温泉ではかない最期
  • 人間シリーズ
    戦う新人銀行支店長⑥
  • 今輝く女性
    珈笛画廊ほのほ 代表 二見尚子さん
  • Photo Topics
    四国経済連合会・四国生産性本部「平成28年四国新年交流会」
    高松商工会議所 新春会員名刺交換会
    香川県中小企業団体中央会 新春講演会・新春交流会
    総合資格学院高松校が合格祝賀会
  • グルメレポート
    steak GAKAKU

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